ロンドンへの道

そろそろロンドンオリンピックを意識する時期になってきました。 え? 気が早い!?

いえいえ、そんなことはありません。現場ではもうすでにオリンピックレースはスタートしてます。

そもそもどこの国も、全種目でオリンピックに出られるわけではありません。いわゆる”枠”があるかどうか、という問題です。 日本も、”枠”を取得できなかった種目はエントリーできないのです。

もちろん片山梨絵選手にしても例外ではありません。
「ロンドンオリンピックに出たい!」と日本国内で頑張っても、日本に枠がなかったら出場できないワケです。

ではどうすればいいのか?

端的に言ってしまえば、UCI(自転車競技の世界的元締め団体です)が付与するポイント(これをUCIポイントといいます)の国別ランキングで、MTB-XC女子なら上位18カ国に入るということです。
日本の女子は現在21位。このままでは”枠”がありません。つまり、いくら日本で負けなしの成績を残していても、オリンピックに出場できないんです。

日本が上位18カ国に入るためには、オリンピックの前年となる2011年、UCIポイントを取得しまくる必要があります。そのためにはワールドカップ(CDM)、各国で開催されるUCIポイント対象レース(CLASS1/2/3)等々に積極的に参加し、アジア選手権や世界選手権では少しでも上位に入り、1点でも多くUCIポイントを累積させる必要があります。

そんなワケで彼女は2月中旬にヨーロッパへと渡る予定です。いつもよりも早いシーズンスタートではありますが、それは日本に限らず各国選手とも同様なんです。何もしなければ取り残されてしまうことは明白、是即ち座して死を待つことに……。

本来、この”枠”を取得するという部分は、国(もしくは競技団体)からのバックアップがあってしかるべきだと思うのですが、残念ながら自転車競技……とりわけMTB競技では、それが期待できないのが実情です。
つまり全ては選手一個人にゆだねられている状況なんですね。

「クルマのF1に個人参戦するようなものだ」と言った人がいましたが、まさにその通り。民主党政権唯一の功績である「事業仕分け」は、スポーツ分野にも暗い影を落としているのです。

おっと、話が逸れそうになってしまいました。

いずれにしても、ロンドンオリンピックを見据えれば、選手にはウダウダと文句を言っている時間が残されていません。行動あるのみです。

一方で、我々には何ができるのか? どういった協力ができるのか? それはこれから考えて行かなくてはなりませんが、一人ひとりの力は小さくとも、大きくまとまれば選手1人をオリンピックへ送り出すことは十分可能だと思います。

先日オープンしたoffroad2london.com(ロンドンへの悪路、とでも訳しましょうか)は、そんな彼女を応援するためのサイトです。

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  1. 2019.09.26

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