シクロクロス東京レポート


DSC_5961さて、2月の恒例行事となった感のあるシクロクロス東京
おそらく全日本選手権と並ぶ、いやそれ以上の盛り上がりを見せる大会に、今年も行って来ました。
今年から日程が2日間に別れたため、朝は比較的のんびりと出発。
昨年はエリート(カテ1相当)に出場して、サドルのベースが割れて散々な走りでしたが、今年はマスタークラスにエントリーです。
スタートは申し込み順ということでして、60人ほどの参加者中、残念ながら最後尾。
こういったイベントは時として、エントリーの時点からレースが始まっているんですよね。
ということで、1時間ほどウォームアップがてら試走をして、選手招集。
11時50分に定刻通りスタート。
スタート直後の砂浜で、早くも集団中盤で大落車が発生。
さっさと降りて押しまくり、少しでも前の人を抜く。
抜きドコロの少ない林間内シングルでも何人かをパスして、後半の砂浜へ。

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ここで奇跡的に前のラインが空いて、インベタで一気に集団を抜く。ラッキーだ。
1周目終了時でオダジーから20秒遅れとの情報。
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ランの練習はまったくしていないので、担ぎセクションでは脚が上がらない。
というか脚がもつれる。
乗れないのはわずか数十mの区間なのだが、ここで何人に抜かれたことだろうか……。
それでも乗車可能区間で少しずつ順位を上げる。
DSC_6042砂地の乗車方法は大きく2つに別れる(と思う)。
ひとつは大きなトルクで砂を巻き上げながら進む方法。
もうひとつは、とにかく後輪荷重にして、前輪が砂の凹凸に引っかからないようにする方法。
いずれに共通するのは、きちんとキレイにペダルを回すということだ。
クランクが1回転する間にトルクのばらつきがあると後輪が無駄に空転してしまったり、左右にバイクがぶれてしまって前輪が砂で切れ込んでしまう。
大トルクで回せれば速いのだろうけれど、残念ながらそんなパフォーマンスは持ち合わせていないので、上ハンを持って後輪荷重でヘコヘコと進んでいく。
それでもバイクを降りて押したり担いだりしているよりは疲れにくいんですよね、ランの練習をしていない人にとっては。
普段のGPミストラルだと、たいていの場合路面が硬いため、ブレーキブラケットを握りっぱなしで、上ハンなんて持つことは皆無に近い。
だからあまり気にしていなかったけれど、せっかくの電動変速なんだからサテライトの変速スイッチをハンドルの上部に取り付けておくべきだったな。。。
さて順位争い。盤石の3位ではなく、集団での3位だから気を抜くとすぐに順位が落ちかねない。
各所でオダジーとの差を教えてくれるのだが、15〜20秒の差が縮まらない。
なかなかツライ展開だ。
そしてラスト1周のジャンが鳴る。
最後は出し切るしかないぜ! と、意気込んで臨んだ最終周回。
立体交差の先にある高さ40cmぐらいのステアケース(段差上り)で後輪を思い切りリム打ちさせてしまう。
あちゃー。
レース終盤で機材への気遣いが疎かになってしまうという悪いクセが出てしまった。
あえなくリム打ちパンクをしてしまい、後輪がペコペコに。
こんなコトなら、バイクを降りれば良かった。。。
後輪がパンクしたままなんとか後半の砂浜をクリアするが、どうにもスピードが上げられず、5位でレースを終えることになった。
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会心のゴールと、消沈のゴール。
違いは残酷なぐらいに明白である。
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2人と1匹(?)で記念写真。
ナンだこの図は。
ということでお疲れさまでした!
また17日のGPミストラルでお会いしましょう。
(photo by KANEYAN&第一曜日)

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