全日程終了

2007-06-24本日はDH(ダウンヒル)と4X(フォークロス)競技が開催される。
せっかくなので実緒ちゃんを応援がてら見学。
DHは、スキーでいうところの大回転みたいなもんで、山頂をスタートして山麓ゴールまでほぼ下りっぱなし。そして一人ずつのタイムトライアル競技だ。
そしてここモンサンタンは、スキーのゲレンデ部分を中心に、シングルトラックを組み合わせたロング&ハイスピードコースで、日本で過去に開催された新井ワールドカップに近いイメージ。ここ数日の晴天のおかげで、コースが完全ドライになったことが、そうさせたのかもしれない。

さて14時から女子決勝。予選の順位を逆にしたリバーススタートで、実緒ちゃんのあとに11人のライダーが走る(つまり、予選で彼女より速かったライダーが11人いるということ)。
見ていたのは終盤のジャンプセクション。他のライダーに比べ、明らかに飛び出しのスピードが速い。身のこなしが上手い。そして、暫定一位が座るホットシートに腰掛ける。
しかし、その後は次々と彼女よりも速いタイムが出される。最終的には9位。優勝したのはサブリナ・ジョニエ。
両者の間にある決定的な違いはペダリング。疲れているであろう終盤になっても、コーナー立ち上がりや緩斜面の直線でモリモリ漕ぐ。この持久力を含めたペダリング能力が、トップ3のライダーは秀でている。
さて男子。ゴール直前で観戦。こちらもトップ10の選手は明らかにスピードが違う。中間地点のタイム差があまりないことをふまえると、やはり最終的には持久力がものを言うということか? もしくは持久力を温存する走りができるかどうか、ということかもしれない。
そんな中でも、6位のネイザン・レニーあたりからはコーナーでの身のこなしに余裕が感じられる。そしてあまりにも速いもんだから写真を撮ろうと思ってもファインダーの中央になかなか収まらない。
結局、昨年圧倒的なリザルトを残したサム・ヒル(写真)が優勝。以下、グレッグ・ミナー、スティーブ・ピートと、順当なリザルトとなった。
その後、オイラは下界にてビールを飲む。すっかり酔っぱらう。もう歩くのタイヘン。でも頑張って4X競技観戦のためにゲレンデを上る。
19時からレーススタート。実緒ちゃんも走る。ラッキーなことやアンラッキーなことがあったりで、どうも不完全燃焼的な走り。結果は4位。とりあえずはめでたく表彰だけれど、表彰”台”が見えていただけに実に悔しい。
ということで、オイラは一足先にカナダを発ちます。明日、デトロイト経由で成田に向かいます。
(CUB)

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