リーンを意識してみよう

オンロードでもダートでも、自転車に乗っていて、下りやコーナーは楽しいと同時に、恐怖心を抱いてしまう人もいると思います。
「下りが下手なだな」
「前のライダーと離れてしまうな」
「下りはビビリが入っちゃう」
というような。
そんな方は、リーンアウトを練習するとイイです。
雑誌やメディアなどで、「リーンウィズが下りコーナーの基本だ!」みたいなコトが書かれていますが、あれは真っ赤なウソです。
リーンアウトやリーンインが自由自在に出来た上でのリーンウィズじゃないと、タイヤが滑ったときにリカバリーができなくなるんですよ。
だから、ひたすら「リーンウィズ」だけを信じてビシっとフォームを固めて走ると、スピードが上がったときに確実に「恐怖心」という壁にぶつかります。
だって、タイヤが滑ったらジエンド ですからね。
全てのコーナーにおいて、この”リーン”というものを意識することが、コーナリング上達の第一歩になります。
そして最初の段階として、特に意識して欲しいのがリーンアウト。
実はコレがイチバン意識的じゃないと出来ない姿勢だからです。
個人的には、リーンアウトこそがコーナリングの基本だと思っています。
ちなみに写真は11月に行われた緑山MTB fes.でのショット。
ちょっとオーバーすぎるぐらいのリーンアウト。
ご存じの通り、オイラはセミスリックタイヤを常用していますが、本来グリップが乏しいタイヤにもかかわらず下りを皆さんと同等(もしくはそれ以上)のスピードで走れる秘訣は、状況に応じて常にリーンを変化させて、タイヤが通るラインを思い通りに選んでいるからです。

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