モーガンヒル→モントレー

さて、無事にSFO(サンフランシスコ国際空港)に到着した後、今度はまさに現実のオンボロ暴走バンに詰め込まれ、ハイウエイの車線を縫うように時速75マイルで向かった先は、モーガンヒルにあるスペシャライズドの本社。
社屋に入ってすぐの場所はミュージアムになっていて、いつもと同じように創業時のVW営業バンがお出迎えしてくれます。
ミュージアムでは歴代のバイクや用品立ちが展示されているのですが、そんな中でも目を引いたのが2012年に向けたモックアップのコンセプトモデル、エアロタンデムです。

前後ライダーのクランクを繋ぐドライブは、チェーンではなくてシャフト式。
懐かしい形状のロバールハブ+スラムリムのホイールには、マグラのディスクローターが取り付けられておりまして、そんな油圧式マルタキャリパーをスラムREDのレバーでどうやって操作するんだよ、っていうツッコミはナシの方向でお願いします。
フレームやホイールにとどまらず、ピラーやハンドルに至るまで、コンプリートでまとめられた流麗なエアロ具合は、現物を目の当たりにすると美しいの一言。
それだけに現実味は薄いのですが、近年の第二次(?)エアロブームに乗ったモックアップなのかもしれません。
つでに(実際に発売される)2012年モデルで気になったのを2機種ピックアップ。

スタンプジャンパーHTコンプカーボン29(予価300,000円)と、ターマックプロSL4Ui2(同560,000円)。
29erカーボンバイクと電動アルテグラ仕様の完成車でして、どちらもSワークスではありませんが、プライスパフォーマンスが高そうなのです。
 

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