登山道を上っていくと、途中の広場に放置されたクルマ、たぶん初代カリーナ。
おそらくかつてはココまで林道だったのでしょう。林道はすでに流されており、 登山道脇の木々の生え方から判断するに、シングルトラックになってから四半世紀以上が経過しているように思えます。
外装の樹脂パーツはすでに紫外線で分解されて土へと戻っていますが、メッキのバンパーだけはいまだに輝いています。
自転車にも共通することですが、マニアに言わせると「昔のメッキの方が良かった」というのがあります。かつては有害物質に対する規制が甘かったので、仕上がりや厚さ重視のクロムメッキができたというものです。このカリーナのバンパーも、もしかしたらそういうことかもしれません。