輪廻転生

訳あって、自分の古いバイクを引っ張り出してきました。
地下倉庫に入れっぱなしにしていたため、状態が……あまり良くない。。。
見ようによっては単なるゴミでしかなく、数週間に渡って店頭に置いていたところ、案の定誰にも声を掛けられることなく、佇まいには哀愁というか寂しさに満ちていました。
それにしても、よくもまぁこんなパーツがあったものです。
その中でも目を引いた(自分で言うのもナンですが)のが、リオターのプラットフォームペダル。
リオター社のペダルは、TAのシクロツーリストや、マファック・クリテリウムと並んでツーリングペダルの定番品でした。
しかし鉄板を曲げただけで作ったボディはいかんせん弱くて、縁石とかにぶつけるとすぐに変形したり壊れたりしたものです。。。
ところがつい最近、三ヶ島から酷似したデザインの製品が出されましたよね。
当時(今から25年ぐらい前?)を知る身としては、思わず「古くさくて懐かしい!」と思ってしまいましたが、見方によって「カッコイイ!」もしくは「カワイイ!」となるのでしょう。
ちなみに取り付けられているデュラエースEXクランクも、最近各社から同様デザインがリリースされていますし、カンティブレーキにしても同様です。
ブルックスなんて、ここにあるスワローですら復刻させたぐらいで、時代は繰り返されるということなのでしょう。
まぁクランクに関しては、シマノに限らず、スギノやサカエも基本的にカンパの影響を受けたデザインでしたけどね。
  
でもセンタープルブレーキや、縦型のリヤメカは復活しないですね。
あまりの性能差のため、それらを採用するメリットがないのかもしれません。
ちなみにフレームは、先代の今野仁さんが火を入れたケルビム。
そのうちちゃんとレストアして復活させたいな……なんて思っています。
( 復活させたところで、いつどこで乗るんだ? ってハナシはありますが)
以上、オッサンの戯れ言でした。

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