BG FITでは、アセスメントにおいて柔軟性を常に測るのですが、結構身体の固い方が多いですね~。
他のスポーツに比べ自転車は、可動域の狭いスポーツといえます。というのも、野球やゴルフのように大きく腕を振ることもありませんし、脚だってそんなに大きい範囲で動いているわけではありません。
ただ、股関節の屈曲側に関しては柔軟性はそれなりに必要になります。
この部分の柔軟性が低いとペダリング時、上死点で脚がツマってしまいます。柔軟性が低い人は、このツマリを回避するために膝を外に出したり腰を左右に揺らしたりしてストロークさせてしまうことになるのですが、これはストレートに動くものを蛇行させるわけですから、結果として脚が蛇行、ロスが生まれてしまいます。
というわけで、自転車に乗れないときはストレッチをしてみてはいかがでしょう? 自転車に乗るうえで最低限必要な股関節の屈曲のストレッチは簡単です。ゴロンと寝転んで片膝を抱えて胸のほうに引き寄せるだけ。この時、ゆっくり息を吐きながら、じわりじわりと胸に近づけてあげます。
より詳しく知りたい方は、ストレッチに関する情報はネットでも書店でも手に入りますので調べてみてくださいね。
どうしても効果が分かりづらいストレッチは筋トレに比べて疎かになりがちですが、ロスなくパワーを伝えるためにも重要なポイントですので、ぜひ寝る前にでも取り組んでみてくださいね。
だって、せっかく筋力が上がっても途中でロスしていたら勿体無いじゃないですか!!