ディレーラーはなくなるのか!?

F1000177ケビンの置き土産に、オーストラリアの自転車雑誌、「オーストラリアン・マウンテンバイク誌」がありました。
その100号目の表紙を飾るのは、日本のJシリーズも走るディラン・クーパー。07年&08年のオーストラリアXCシリーズチャンプです。よくよく考えるとコノ人、母国オーストラリアの夏と日本の夏という具合に、まさに常夏状態で1年中MTBレースを走っているんじゃないですか! カデル・エヴァンスがロード選手になった現在、オーストラリアを代表するMTB選手の一人と言えるでしょう。
そんな彼が使うバイク紹介&ミニインタビューも掲載されていたのですけど、個人的にはもっと興味を引く記事が載っていました。
ブラックダイアモンドCVT。既存のリアフリーボディに装着する、CVTキットなのだそうです。シフターは通常の製品を使い、たとえば9速シフターなら「マニュアルモード9段」、10速シフターなら「同10段」といった具合でしょうか。
F1000178
フロントの変速にトルバティブ・ハマーシュミットを使えば、「ディレーラー」というシステムがなくなるかもしれません。
といってもコレ、オーストラリアのニューサウスウェルズ大学の学生が考えたモノで、今のところアイディアだけにとどまっています。「シフティングマーケットを覆すだけのポテンシャルを持っていると考えています」ということなので、興味ある部品メーカーの方は連絡をとってはいかがでしょうか!?

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