ダブルタップの欠点

2008-09-18前日に続いてロードネタ。
08年初頭より、スラムのダブルタップを使っています。
 
ダブルタップの特徴は、1本のシフトレバーだけでシフトアップ/シフトダウンの両操作をできるというものです。リア(右手)でいうなら、深くレバーを操作するとシフトダウン(大きな軽いギヤへ変速)。ちょっとだけレバーを操作するとシフトアップ(小さな重いギヤへ変速)です。
 
慣れると、1本のレバーに指を掛けているだけで、ギヤ比を重くも軽くもできるのでとても便利ではあるのですが、一つだけ大きな欠点があります。
それは、一度レバーを操作し出すと、必ずどちらか一方に変速してしまうということ。
「やっぱ変速しなくていいや」と、途中でやめることができないのです。
 
これは上り坂で、すでに一番ギヤが軽くなっているところで重大な事態をもたらします。
「あと1枚ロー側にギヤが残っていたかな?」なんてリヤの変速を操作すると、奥までレバーを操作できないどころか、重い方へとシフトアップしてしまうのですね。もう脚がギリギリだとすると、不意をつかれて重いギヤに入るので完全に失速します。
 
だから、ダブルタップユーザーは、上りでローに入っているか否かを、常に把握していなくてはならないのです。
(CUB)

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