1月14日

0114 効率を考えたときに大切なのが、ペダルとサドルとハンドル。つまり人が直接触れるポイントの3箇所だと考えている。だからペダルとシューズは毎年新製品 を試してしまうし、サドルとシートピラーとパンツは様々なタイプの製品をとっかえひっかえできるようにストックしてある。もうほとんどビョーキ(?)っ す。あ、グリップだけは好みの2、3点に限られるし値段も安いからあまり散財していないか。
そんな中から最近のお気に入り。ケーンクリークの新製品、サッドバスターST。
数あるサスペンションシートピラーの中では少数派のリンク式。なんだか仰々しいスタイルだが、このおかげで摩擦抵抗ゼロの超スムーズな動きが実現されている。しかもお尻が斜め後方に向かって沈み込むので、後輪からの突き上げを効率的に吸収してくれるのだ。
サッドバスターが優れている点はそれだけではない。ペダリング時にはほとんど動かないのだ。一生懸命ペダルを踏んでいる時、たいていのライダーはハンド ルを引きつけている。このときお尻は斜め前方に向かって押しつけられるのだが、この方向にサドルを押してもピラーのリンク部にとっては垂直の力となるた め、サスペンション部が沈み込まないのである。
ペダリング時にはお尻の位置が安定して、荒れ気味の路面でマッタリと乗っているときには積極的に衝撃を吸収してくれる…。ロングツーリストには是非とも試していただきたい一品です。

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