2018/8/19(日)
富士山3PEAKS!チャレンジしてきました!!
富士山3PEAKSとは、あざみライン(須走ルート)、スカイライン(富士宮ルート)、スバルライン(吉田ルート)の五合目まで自転車でのぼろうよ!という、自転車乗りならいつかは達成したい?自己満ルートである…。
※()内は登山ルートの名称。
↓今回の大まかなルートはこちら。時計回りです。
ちなみに3つのルートとも、夏の登山シーズンはマイカー規制を行っており(今年は7月10日~9月10日)、この期間だとバスやタクシー等しか通らないので快適で、日照時間や五合目の気温も含め、マイカー規制中にチャレンジするのがオススメです。
そして今回呼びかけたところ、15名のチャレンジャーと1名のサポーターが集結!!
AM03:00
轍屋前に集合。全員のバイクを車に積み込み、いざ出発!
AM05:00
道の駅すばしり到着。
ここ数日、都心も初秋のような凄しやすさでしたが、須走についてビックリ。寒い!!!
早くも嫌な気配を感じつつ、富士山に日が射してるのを見て、今だけ我慢我慢と言い聞かせる…。
曇ってたらまた更に寒くなるので、現地まで車で行く場合は、真夏でも厚手のウェアも持っていって、現地でウェアを選んだ方がいいかもしれません。
(presented by askさん)
スタンバイと軽く自己紹介をして、まずはあざみラインを攻める!!
~第一関門 あざみライン~
自転車をはじめて数カ月な女子も参加!あざみラインを足着きなしで上れたらカッコイイぞ!と励ます。
どこから走らないといけない、という決まりはありませんが、やはり3つの中で一番勾配が急なあざみラインを先に走っておいた方が無難です。
もちろん、ラスボスとしてとっておいてもいいと思います(笑)
勾配で比較すると、
あざみライン 平均勾配10% 最大勾配22%
スカイライン 平均勾配7%
スバルライン 平均勾配5%
となっており、20%ほどの勾配になると、もはや筋トレのような状態になります…。
あざみラインを楽しく?のぼるだけなら、軽いギアのあるMTBの方がまだ楽です。
(NMさん撮影全天球画像 クリックするとグルグル景色が見れます)
ヒルクライムは各自のペースで淡々と、談笑したり、勾配がきついと無言になったり(笑)
上っていると予想通りすぐ日が射してきて、ちょうどいいヒルクライム日和♪
それぞれのペースで1つめのルートは、全員難なくクリア~(^^)
いつも個性派バイクで臨むTGWさん(笑)
富士山に限らず、山の天気は変わりやすく、山の上だけ霧や雨…なんてよくあることですが、日頃の行いの成果か!?抜群の天気!!
みんなのぼったよ~の証拠写真(笑)
富士山を自転車で上ることすら初なのにいきなり3PEAKSな女子と、ヒルクライム好きだけど向いてないゴリマッチョ。
AM07:10
清々しい達成感を感じながら、ウィンドブレーカーを着て、下山開始!
金網や路面のギャップに気をつけることと、最後のストレートはブレーキをかけないと速度70km/h以上出てしまうことと、何回でも握力休憩することなどをお願いし、無事下山。
ここで早速一名チャレンジャーからサポーターへ!!(笑)
大人の判断大事(笑)
そして第二関門のスカイラインへ向けて、コンビニで補給や水分をチャージしてGO!
~第二関門 スカイライン~
スカイラインは、あざみラインに比べると傾斜は緩やかですが、距離が長いルート。
陸上自衛隊東富士演習場~富士宮口料金所跡まで約15km。
さらに富士宮口料金所跡~富士宮口五合目まで約13km。(マイカー規制区間)
五合目の標高を比べると
富士宮口五合目(スカイライン) 約2,400m
須走口五合目(あざみライン) 約2,000m
富士スバルライン五合目(スバルライン) 約2,300m
陸上自衛隊東富士演習場の辺りからヒルクライムが始まりますが、富士宮口料金所跡まではマイカー規制区間ではないので通行車両にお気をつけください。
いざ富士宮口~!
あざみラインのあとだと、傾斜がゆるく感じる~(^^)
ひたすら一本道で分岐はありませんが、途中、御殿場口へ行く道がありますので、うっかり間違えないように注意です!
ヒルクライム2本目となると、のんびりとは言え、少しずつ脚力の差が表れ、先頭と差が開く。。
AM09:40
最後尾が水ケ塚公園(標高 約1,450m)に到着。
サポートカーが待ってくれていて、みんなまだ上るか意思確認。
上れそうだったので森の駅富士山で、お手洗いと給水を済ませ(500mlペットボトル200円の富士山プライス)マイペースで再スタート!
森の駅から少し走ると、富士宮口料金所跡があり、ここからは一般の車は入れないので、ちょっとした優越感を感じながら(笑)警備の方たちにいってらっしゃ~いと見送られGO!GO!
晴れてるときにこの道を走ったのは初めてでした!絶景~♪
五合目付近になると植物も身長低めで、上ったぞ~!という気持ちになりますね(^^)
AM10:30
最後尾が5.5kmほど上ったところで先頭が富士宮口についた~と連絡が入る。
全員3PEAKS達成してほしいが、さすがに時間が厳しくなってきたら下山してもらうように伝え、まぁタイムオーバーになったらそれはそれでいっか~(^ω^)と話しながら景色に癒されつつ上る。。
AM11:30
結局先行してた人たちが下りてくることはなく、何とか登頂!
1時間も待たせちゃったな~と慌てたが、何やら岩盤浴タイムが始まっていてポカポカお昼寝できたようで良かったです(笑)
というわけで、2つ目のルートも全員登頂!
(NMさん撮影全天球画像 クリックすると展望台からの景色が360°見れます)
予定では正午にはランチだったので、みんなおなかペコペコ…(^^;)
少し急ぎ足で富士宮口をあとにし、下山はあくまで安全に、特に規制のかかっていない一般道は少し路面のギャップが多めなので、下からの突き上げに注意しつつ…。
下り切ったら、小さなアップダウンが続き、じわじわ脚が削られますが、おなかが空きすぎてちょっと急ぎ目に(^^;)
実業団レーサーなハジョヤンが程良いペースで引いてくれて、まかいの牧場(馬飼野牧場)に到着!
もっと時間にゆとりのあるライドならBBQやレストランに入りたいところですが、根が生えちゃうと動けなくなるので外のテーブルでライトに(笑)
ここのチーズナンがなかなか侮れない旨さだったり…。
根が生えないようにほどほどにくつろいで、午後の部スタート!
まかいの牧場の目の前の道を抜けて71号線へ。
71号線は比較的交通量が少なめでオススメですが、富士五湖も巡りたい欲張りさんは139号線へ(笑)
絶妙なハジョヤンのペース走で、後ろは千切れたりくっついたり(^^;)
ミルクランドを過ぎてからは、ゆるやかにずっと上っているので、これヒルクライム3本目だよね??と思っちゃいます(笑)
この辺りはコンビニは無く、自販機もたまにある程度なので余裕をもって休憩しましょう♪
この時点でPM03:00。
にわかに漂う、もうスバルライン上らなくて良くない?感(笑)
ちゃちゃっと終わらせましょ!という若造ハジョに引っ張られ、スバルライン麓のコンビニで最後の給水。
いざ出発!という頃には、すでに時間がPM04:00。
日没の時間がPM06:30頃なので、みんな上れるところまで頑張って、登頂した人は各自下山というプランでラスボスへ!
~第三関門 スバルライン~
料金所~五合目まで距離は24km。
だが、139号線スバルライン入口交差点~料金所まで5kmほど上るので、よく知らないで行くと「ま、まだスバルライン始まってなかったの!?」とショックを受けます(^^;)
それぞれペースの合う人と淡々と…
一緒に走っていた2人がパワーメーターをつけていたので、180w~210wくらいで上げ下げなく、疲れた脚と膝と腰を労りつつ…
展望台からの眺め。(富士ヒルだと太鼓叩いてる人がいる辺りw)
雲の上に山が浮いてるような、頑張った甲斐のある絶景でした(^^)
登頂!の証拠写真だけ抑え、日のあるうちに素早く退散!(笑)
私たちが下山を始めてすぐ、後ろを走ってた人たちもタイムオーバーで諦めて下山開始。
頂上まで行けたのは6名だけとなった。
下山しているうちに徐々に日が落ち、下っているうちに真っ暗に。
急激に気温が下がり、指の感覚が無くなってきたり、寒さで膝が痛くなったり。
早く下り終われ!!と心で何度も唱え、カタカタ震えながら料金所前の交差点(ここまでマイカー規制)まで下山。
つらかった…と少しホッとしたのも束の間、下山中の仲間から「からだがしびれてきた」という超心配になるメッセージが…!!
心配しながらあーだこーだと作戦会議をしていたら、自分たちも更に芯まで冷え切ってきた。
もうこれは危険だと判断して、サポートカーにドライバー数人を乗せて車を取りに行き、スバルラインの麓にて全員回収!
山をなめたらいけないな、と改めて実感しました…。
あたたかいごはんを食べて、温泉で解凍~!!沁みる~(*´ω`)
この時にはもうさっきまでのツラさは忘れ、みんないい顔♪
本当に、無事で良かった~!
唯一の心残りは、この惜しいログですかね!(笑)
綺麗な円を描きたかったので、また来年リベンジします!!
相対的エフォート重厚って(^^;)はじめて見た(^^;)
さて、次のイベントは26日(日)am06:00~MTBで里山アイスツーリングです!
サイクリスト御用達のラッテが9月末で閉店してしまうので最後まで通い詰めましょう!(笑)
どなたでもウェルカムなので、一緒に遊びましょう♪\(^o^)/