自転車のハブやヘッド、BBにリンク周りにとスムーズな回転に欠かせないシールドベアリング
ゴリゴリになってしまったベアリングのメンテナンスをご紹介します。
まず摘出したベアリングを指で回してみますが全く回りません。
まち針やカッターなどでも捲る事も出来ますがシールを痛めてしまうので専用のシールめくりツールの出番
この絶妙なカーブと薄さがシールを痛めること無く外せます。
するとそこにはグリスも無く砂が入っていました。
幸い玉にダメージ、錆びはないので洗浄(錆びていたら交換)します。
好みのグリスを入れます。
ベアリングの大きな抵抗はグリスとシール
裏技的にドライで決戦一発勝負と割り切るなら
オイルを入れてシールも取り外すと延々と回るホイールになります。
そう頻繁に出来る物でもないので普通にグリス推奨です。
シールを戻してにゅるにゅる回るベアリングに復活。
今回は洗浄とグリスアップでの再利用方でしたがベアリング自体は1個数百円と
高くはないので交換がオススメです、がこの様に復活させる事も可能です。
シールドベアリングは圧入されていて簡単には取り出せないのでゴリゴリになった期に
回りの軽いセラミックベアリングにUPグレードもオススメです。
(enduroのセラミックベアリング各種在庫しています)