ニセモノ

カーボン時代になってから特にその傾向が強い気がしますが、ニセモノのフレームやパーツが出回るようになりました。
といっても、もちろん僕らのようなショップからそれが出まわることはなく(怪しいところからメールはたくさん来ますが)、個人をターゲットとしてオークションサイトなどからユーザーの手に渡っています。
例えば、トレックがアナウンスしているBontragerの模造品。ステムという大きなチカラがかかる場所(その証拠にステムをカーボンで作ってもアルミで作っても大して重量が変わらない)の模造品です。
重要なお知らせ: Bontragerの模倣品に関するお知らせ
また、フレームの模造品も出回っているそうですし、怪しい無地のフレームも出まわっています。
「大手メーカーは、マーケティングに多額の費用を払っているから高いんだ」・・・大量に物を作っているから、その価格が実現出来ているとも言えます。
「大手メーカーと同じ工場で作っているフレーム」・・・同じ学校の卒業生だからといって、優秀だとは限りません。
「大手メーカーと同じフレームだけど、ロゴは入っていない」・・・商取引において、そんなに信頼性の低いところと取引する大手メーカーはないでしょう。
「自分はプロ選手のような脚力がないから大丈夫」・・・プロ選手は意外とフレームに負担をかけない走りをしていますし、1年程度で交換しますから、プロ選手はなんの参考にもなりません。
これらの粗悪な製品を目にする機会がありますが、本当にヒドいです。カーボン層が目に見えて剥離していたりします。
というわけで、正規品を強くオススメします。

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