2月12日

昨日を振り返って思い出す言葉がある。神奈川から秩父に引っ越してしまったIさんが言っていた「山を走っているとホントに楽しいよね。できることならこ の楽しさをどんどん広めたいのだけれど、それができないんだよなぁ」というものだ。うる覚えだから細部は違うかもしれないけれど、こんなカンジのことを言 い残し、勤めていた大型アウトドアショップを辞めて埼玉へ行ってしまった。
なんで埼玉かというと、そこにMTBで走ると楽しいお気に入りの山があるから(オイラは残念ながら行ったことはないのですが)。でも、楽しいからと行っ て無差別にどんどん人を呼べば、山のキャパシティーを簡単に越えてしまうことは明らかなのだ。特に首都圏近郊だと…ね。
ここ数年、MTBを取り巻く首都圏の環境は、いつ崩壊するとも分からない微妙なバランスをなんとか保っている状態…だと思う。だから、せっかくトレイルをメンテナンスしても、それを多方面にはアナウンス出来ない矛盾に満ちた自分がいる。

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