大会前のメンテナンス

大会、イベントシーズン真っ只中と言う事で
ここ一番!と言う時の準備、メンテナンスについてお話します。
大会に向けて練習積んで来たのに本番メカトラで終了、言うのは一番避たい物です。
最低限チェックすべき項目は
1 タイヤの空気圧、磨耗チェック
2 チェーンへの注油、伸びの確認
3 ボルト類のトルクレンチでの適切トルクで増し締め
4 変速調整
5 ブレーキ調整
6 ベアリングの回転、ガタチェック
7 洗車
見過ごしがちな所はシフトワイヤーで日々使っていると、太鼓の根元から金属繊維が切れて
最終的には断裂と言う事が起きます。
前兆は変速調整しても直ぐ狂ったり、調整しても合わなかったり。
困ったことに前兆が無く突然切れて変速不能になる場合もありますので、ここ一番という前には交換しておきたい所です。
ただ最近のケーブル内装式フレームだと初期伸びが取り切れない事があるので、前日等に交換するのは厳禁。
交換後また乗り込んで初期伸びが出た所、再度調整して大会を迎えるのがオススメです。
練習ホイールと決戦ホイール分けている方も注意が必要です。
リム幅の違いでブレーキの遊び、変速のズレが起きる場合があるので
1週間前位から決戦仕様で走って調整するのがオススメです。

普段メンテナンスさせて頂いているお客様が近々アジア戦、と言う事で大会前のメンテナンスに
お持込頂いたので各項目をチェック後、ガラスの盾を施工し仕上げさせて頂きました。
イベントやレースの時以外でもバイクの日常のメンテナンスは需要ですので
分からない事、不安な事等、お気軽にご相談下さい。

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