飛行機輪行

自転車をバラして袋詰めにし、公共交通機関に持ち込むことを”輪行(りんこう)”と言います。
電車輪行はとてもポピュラーで、たとえば行けるところまで走って、適当な駅で輪行して帰ってくる、なんてコトができるんですよね。
また、旅行先で自転車に乗ろうと思うと、方法は主に2つあります。
1:宅配便を使い、あらかじめ先方へ自転車を送っておく。
2:輪行して持って行く。
最近はオイラ自身も飛行機で出かける機会が多いのですが、準備期間が十分に取れる場合は1の方法を取っています。
ヤマト運輸を利用し、箱詰めにした自転車を、営業所止めで送付。そこへピックアップしに行けば、現地まで手ぶらに近い状態で出かけられるんです。
数日であれば箱は営業所で保管してくれますし、バラしてエアパッキンを詰めておけば、破損の心配もありません。
デメリットは、送料が掛かるということです。
しかし先日のニセコ遠征は、直前に自転車を使う必要があったため、飛行機輪行をしました。
慣れれば簡単ですし、送料も安く(もしくは無料に)なるので、簡単に方法を紹介しましょう。
飛行機輪行するには、自転車をバラして袋詰め(もしくは箱詰め)にしなくてはなりません。
今回は、モンベルのコンパクト輪行バッグ・クイックキャリーを使用。
後輪を付けたまま、その名の通りクイックな袋詰めが可能です。
外したのは前輪のみ。
フレームパイプ部は、キズ防止のためにカバーをしてあります。
フロントのクイック&ローターは、破損や紛失を防ぐためにさらに外して、着替えなどと一緒にバッグに入れました。
袋の中で梱包物がガチャガチャしないよう、ストラップを使って前輪をしっかりフレームに固定しておくのがポイントです。
慣れれば10分程度で袋詰め可能です。

↑到着時はバゲッジクライムの回転台には載らないので、別口から出してくれます


↑輪行袋の中はこんな状態です

他の荷物の量にもよるので、一概には言えないのですが、ANAやJALは無料で運んでくれることが多いです。
スカイマークの場合は有料ですが、それでも2,100円。
預ける際には『万が一破損しても責任は問いません』というような誓約書にサインはさせられますが、最近は各航空会社も自転車を預かることに慣れているので、あまりトラブルは耳にしませんね。
ということで離島や遠方地のサイクリングを計画する際には、飛行機輪行もひとつの案として入れると世界が広がると思いますよ。

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