新105(5700)と10速XT(M770-10S)

全然盛り上がっていない感がある、シマノの2011年モデルが入荷してきております。
いや、本当に2011年モデルといっていいのかも怪しいタイミングですが、まぁスペシャライズドも2011年モデルのアーリーモデルが発表になっていますし、そういうことでいいんでしょう、きっと!
さて、新105はこれまでハンドル周りにシフトワイヤーがビヨーンと飛び出ていたのが、現行デュラエース、アルテグラと同様にハンドルバーに添わせる形に変更になっているのが大きな特徴。
もちろん、上位モデルの特徴でもあるインナーを使っていてもトップギアもちゃんと使える(アウターギアにすらない)、ブレーキのレバー比を見直したことによる制動力のアップなどのテクノロジーも盛り込まれています。
ただ105なんでコストダウンも進んでおり、アルテグラまではカーボンだったブレーキレバーがアルミに置換されていたり、カバーされていたバネがそのまま露出されるようになっていたりといった変更はされていますね。この辺りは価格を考えると致し方ないところでしょう!
といっても、変速性能はもちろんシマノですからね、期待出来ます。8速、9速からの乗り換えはもちろん、ブレーキ性能を考えると旧105、旧アルテグラからの乗り換えも考慮していいかもしれません。
ちなみに1台分(ST、RD、FD、FC、BB、BR、CN、CS)での轍屋価格は、55,000円ぐらい(パーツ仕様によって前後します:工賃は別途21,000円)になります。
そして、とうとう10速化したXT。こちらは105と違い、マイナーチェンジでの10速化です。なのでブレーキレバーなんかはモデルチェンジせずにそのまま。
ただ1段増えただけになっていないのがシマノらしく、これまでよりもクロスレシオにすることでフロントの変速をしても、よりスムーズにシフトアップ、シフトダウンが出来るようになっています。
左シフターはこれまでの9速のままが使えるので10速化したFC、CN、右SL、CS、FD、RDで43,000円ぐらいになります。
ちなみに9速とはRDのレバー比が変わっているため、9速のRDは使えないそうです。

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