スペシャライズドの29erを選んだ理由

なんで、スペシャライズドなの~?と何人かに聞かれましたので僕が選んだ理由を改めて説明します。
スペシャライズドの29erバイクのスゴイところは、実はスペック表には出ないところにあったりします。
まず、ExpertやCompに付いているアルミシートポスト、なんとシートチューブに隠れてしまう部分に肉抜きがされています・・・。完全に抜かないとわからない部分だけに乗っていても知らない人もいるかもしれません。こんなことまでしている完成車メーカーは他にないでしょう・・・。
そして、使用されるロバールホイールも、コストダウンのために自社ブランドとして作っているようなモノではありません。これらのハブはDTの技術を使って作られていますが、ラチェット数が通常のDT製の倍の36ノッチ!になっています。
これにより、コーナーの立ち上がりでのカカリがよくなっています。ただリムだけ大きくなったわけではありませんでした。(2011年以降は同ハブが26にも使用されている模様です)
そもそもエピックなんて、フロントフォークはROCKSHOXとのコラボ、リアユニットはFOXとのコラボです。普通、ワールドチームの場合は、その部分も契約品になる(GaryFisherの場合だと、Sram契約なのでフォークもROCKSHOX)のですが、専用品とはいえチームはそのまんま使用しています。
最適なものを最適な場所に使う、こだわっている・・・というのがよくわかります。ちゅか、最早「アホ」と言ってしまってもいいレベルです。とても完成車メーカーがやることとは思えません。
こんなバイクを数台組んだら欲しくなった・・・というのが本音です。
そんなバイクに、2012年は山本幸平も乗るそうで・・・。しかも、UCI Eliteチームであるスペシャライズドのワークスチーム入り。まさに、鬼に金棒な感じですね。

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  1. PDW

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