昨日の全日本は、自分も走りました。
全日本だけは年齢別での開催となっており、オイラは30歳以上の「マスタークラス」でのエントリーです。
結果は20位ということで、心の中で一応の数値目標としていた「15位」には届きませんでしたが、あの瞬間におけるフィジカル面でのパフォーマンスはすべて出し切ることができ、充実した時間を堪能できました。写真は、レース序盤、ライズライドのユーイチくんを追う図です。途中、彼の前に出たのですが、くだらないミスなども重なって離されてしまいました……。
ところで、ああいったシリアスなレースを走ると感じるのは、「自分一人で走っているんじゃない」ということです。
試走後に泥だらけになったバイクを洗車してくれたり、スタート直前の用意を手伝ってくれたり、荷物を預かってくれたり……。スタートしてからも、レース中にフィードゾーンでボトルを手渡してくれたり、コース途中で声援をくれたり、ゴールに冷えた飲み物を持ってきてくれたり、たくさん写真を撮ってくれたり……。
多く人の様々な期待を受けて、そして後押しされて走っているということです。これは、種目や年齢や性別を問わず、全日本のレースを走った全てのライダーに言えることでしょう。そういった様々な思いがぶつかり合うのが全日本だと思います。
サポートしてくれた方々、レース中に声援を下さった方々、本当にありがとうございました。
そしてレース翌日は、あり得ないぐらいの筋肉痛です。朝、ベッドから起き上がろうとしても、まるで金縛りに遭っているようでした。ツライのは場所は上腕裏側から背中にかけて。この部分がいちばん弱いということです。自分でも分かっていたので鉄アレーで筋トレをしていたのですが、こうして激しい筋肉痛になるということは「間に合わなかった」ということでしょう。もう少し早く筋トレを始めていたら、15位ぐらいになれたのかもしれませんが、レースに「タラレバ」は禁物でしたね。
(foto by AKI-san)