オイルといってもバイクに使うものではなく、身体に付けるほうです。
スキルシマノチームも使っているナキのオイル類を入れてみました。
「そんな走らないし~」、「オイルなんて~大袈裟な~」という方、多いですよね。僕も日常的には使っていません。使うのは距離を走るときと走った後。
例えば丹沢一周やこの前の奥多摩ロング中級といった距離の長い山サイ、アドベンチャーイン富士見や王滝といったロングライド系レースではスタートオイルは欠かさず使います。使う部位は太腿やふくらはぎ、腰、そして首とお腹。特に長い距離の下りがある場合はオイルの層が脚を保温してくれ、雨を弾いてくれるので身体が冷えにくくなります。
王滝やアドベンチャーイン富士見で脚が攣った経験がある方、いらっしゃいますよね?下りきった後の上り、チカラを入れた途端、攣りませんでしたか?
脚が攣る原因は疲労もあるのですが、冷えも大きな原因なのです。それは攣ったときに脚を触るとわかります。かなり冷たくなっているハズです。つまりは血行が悪くなることで十分なエネルギーが運べず、疲労が蓄積するため、攣るんです。オイルはその冷えを防止してくれるわけです。
また、腰や肩の痛みも同様で冷えによるところが大きいです。同様に触ってみると解るのですがかなり冷たくなっています。
というわけで、まずはスタートオイル1本あると便利ですよ。べたつくのがイヤな方は、耐水性は落ちるものの水溶性のウォームジェルがお勧めです。
個人的には、これからの夏に向けてボディジェルCやクールダウンといった火照った身体を冷やす系も一つ持っていたほうが、疲労が翌日に残りにくくていいんですよね。
まぁ、自転車を長くやっていると、実はこういった細かいもので楽をしていたりするのです(笑)
あ、これは明確に効果があるかなんともいえませんが、僕が丹沢でスタートオイルを塗っていた理由はもう一つあります。それはヒル対策。ちゃんと効果を確認したわけではありませんがオイルが付いた脚は食われないようです。ヒルに限らず、ダニとかも効果があるのかもしれません!?