09年初頭から、iバイクのパワーメーター、iスポーツを使い始めました。土曜のロード練など、ロードでの走行の楽しみが増えました。いやー、マゾですね?(笑)。
パワーメーターというのは、パワータップやポラール・パワーキット、SRM 、エルゴモなどがあり、ペダリング中のライダーの出力を計測してる機器です。クルマやオートバイでいうところの馬力(psやkgw)に相当する数値を表示してくれるのです。
機器によってセンサーの場所は異なるのですが、BBやクランクのたわみ、後輪のハブのたわみ、チェーンの張力などを利用して、どのぐらいの負荷が掛かっているかを測り、そこから出力を計算してくれます。
そんな精密機器ですので例外なく高価で、現在この手の機器では比較的大きなシェアを持っているパワータップでさえ18万円。確かに機能はすばらしいのですけれど、一般的には躊躇する価格ではないでしょうか。
で、iスポーツ。なんと3万円(参考価格)です!
計測にあたあっては”たわみ”ではなくて風圧と斜度・加速度を利用しています。あらかじめ路面抵抗、体重、身長&乗車姿勢(これらによって空気抵抗が変わります)、自転車やウエアを含めた総重量などを入力して、キャリブレーション(調整作業)を行うのですが、なかなか正確にリアルタイムなパワーを出してくるのです。ログもきちんとメモリーしていて、最高出力やら各ログ間での平均出力やらを記憶しています。すげー!
ちなみにパソコンにはつなげません。データをPCのモニター上で確認・解析するにはiバイクの上位機種が必要になりますが、ズボラなオイラはそこまでなかなかしなさそうなのでちょうど良いかと……。
ちなみに気になる出力は、上りでダッシュしているときで500w、平地でもがいているときで300w、高速巡航で200〜250w、というところでした。
果たしてこの出力が高いか低いかは……またそのうち。