ちょっと遅くなりましたが2週間前にトレックグループの展示会があり、新製品各種を見てきました~。更に今回、重量計を持参。気になる重量をチェックしてきました~。ただ、あくまでショー用の暫定モデルのため、市販品とは違う可能性も多いにあります。軽くなることも重くなることもあります。あくまで参考です。
トレック
TopFuel SSL・・・TopFuelに追加された軽量モデル。カーボンのレイヤーの最適化、アルミパーツの肉抜き等により軽量化したバージョンです。重量は~10.670kgを記録。普通に組んでこの重量・・・軽い部品なら10キロ切りますね・・・。嬉しいことにフレーム販売もあります。完成車:800,000円、フレーム:330,000円。
FuelEX9.0・・・フローティングユニット、後輪軸同軸ピボットを採用、まったく新しくなったEX。トップモデルのEX9.5が台に固定されていたのでセカンドモデルのEX9.0で測定です。こちらも前三角はカーボンです。気になる重量は~11.980kg。前後120mmストロークでこの重量・・・。高い走破性と相まってトレイルで振り回すには楽しそうです。完成車520,000円。EX9.5は完成車750,000円、フレームが330,000円です。
ゲーリーフィッシャー
HIFI PRO CARBON・・・トレイル、エンデューロモデルのHIFIに追加されたカーボンモデル。EXシリーズと同じリア5インチのストロークをもっています。ハンドリングの良さが売りのG2ジオメトリーを採用しているのが特徴です。重量は10.900kg。あれ、TopFuelSSL並に軽いじゃないですか~!完成車680,000円ですからピュアレーサー以外はこちらのほうがお得かも!?
HIFI PLUS 29・・・HIFIの29インチバージョンです。国内ではスーパーキャリバーがラインナップから外れたため(アメリカではSCはレーサーという位置づけで性格が違うため併売されています)、29インチフルサスはこのモデルだけになりました。HIFIということで特徴的なG2ジオメトリーを採用しています。というわけで、FOXとRockshoxで専用フォークを用意して装着されています。ちなみに通常版の29″FOXフォークはこの秋に発売される予定です。
前置きが長くなりましたが、重量は12.970kg。完成車330,000円。
トップモデルのHIFI PRO 29は固定されていたため計れず・・・おそらくこれよりも7~800gは軽いと想像されます。こちらは完成車440,000円。
SuperFly29・・・29インチリジッドフレームもフルモデルチェンジ。各モデルにG2ジオメトリーを採用しています。しかし、フォークメーカー各社はフィッシャーのためだけによく専用フォークを作ってくれたよなぁ。それだけこの方向性に従っているということでしょうか。
さて、スーパーフライはモノコックフレームのレースバイクです。29インチは重い!なんて言わせないというフィッシャーの意気込みが感じられます。重量は10.370kg。26インチも含めて最軽量フレームを採用してますからね。本気です。完成車460,000円。
HIFI29は正直欲しいかも・・・でも、スペシャライズドのFSR29も気になるところです。FSRはブラウンとグリーンのカラーリングが・・・と思っていましたが実車は結構カッコイイです。
(しもまつ)