6月15日

040615 今シーズン、轍屋では片山梨絵さんという女性ライダーをサポートしている。去年はB1バイクで、今年はトレックで走るエリート選手だ。学校を卒業し、神 奈川に引っ越してきたのを機会に、日常のメンテナンスやら遠征の準備といった雑用の一部を手伝っている…という程度のサポートですが。
昨シーズンまで圧倒的な強さを見せていた南部博子さん(残念ながらレースの一線からは退いてしまいましたね)に代わってトレックチームへの加入となった わけなのだが、その重責(?)を見事にはねのけてJシリーズ3連勝中。予想外の活躍(失礼!)に、とても嬉しく思っている。
でも、競技人口が少ない女子の場合、レースをしていく上で難しい問題がイロイロとあることも事実だ。たとえばオリンピック。今年のアテネにおいて日本は 出場枠がないわけです。枠獲得のためには、前年のアジア大会で優勝しなくてはならないのだけれど、それが結果として不可能だったんですね。
選手層が薄い現状では、競技レベルの向上は、その少ない選手の極めて個人的なモチベーションに頼らざるを得ないわけだ。じゃぁ、選手層を手っ取り早く厚 くするにはどうすればいいのか…その答えはまだ誰にも分かりません。そもそも、男子だって競技人口が多くて選手層が潤沢…という状態からはほど遠いですか らねぇ。
とりあえず今我々できることは、北京を目指して選手たちを応援すること…でしょうか。みんながんばれー!

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
PAGE TOP