ようやくジェフ氏のビザンゴ君(2/16&4/8参照)が組み上がる。こんなカンジでシングルスピード(SS)+フルリジッドってワケです。それにしてもシンプルなシルエットですね~。欲を言えばクランク周りとブレーキ(カンティにしたかった)に手を入れたかったところですが、手持ちパーツや予算の都合もありますから…。そのあたりは今後に期待というとこでしょうか。
さてさて、早速店の前でジェフ主催(?)の試乗会が開催される。最初に気づくのはダイレクトな操作性だ。ペダリング、ハンドリング、ブレーキング…それら全てが乗り手の意志に直結しているとでも表現すればいいだろうか。入力から結果が出るまでのタイムラグがほとんどなく、機敏な反応が気持ちいい。
続いて気づくのが音の少なさ。ギア(主にリア変速機のプーリーが原因だったりする)が発する「カリカリカリッ」という音がない。走っていても静寂そのもので、その静けさがペダリングへの集中力を高めてくれる。
気になる上りはというと、今回のギヤ構成は32×16Tなワケですが、想像以上の登坂性能を示してくれる。なんてダンシングが楽しいバイクなんだろう。こうしてSSフルリジッドに乗ってみると、トランスミッションの抵抗やサスペンションによるパワーロスの大きさを再認識させられる。あとは身体とペダリングテクニックを身につけて、オート・マチックならぬマッスル・マチック、略して“マスマチック”で頑張りましょう。あ、オイラ一応理系なんですよ…おっと、お後がよろしいようで!?