スポーツ車ならビンディングでしょ！ でも、ロード用だと歩きにくいし、MTB用はゴツすぎるし……。
そんなややユルめなサイクリストにマッチするのが、ここにあるスペシャライズド・スポーツRBXとスピリーダRBXです。
ロードバイクやクロスバイクにも似合うスマートなシルエットに、タイトすぎないアッパー部分、そしてソールのクリート装着部分はSPD規格のため、普通に歩けてしまいます。
自転車を旅の道具として活用したり、走行先で観光したり買い物したり……なんていう場合にちょうどいいんですよ。
スポーツRBXは男性用のサイズ展開、スピリーダRBXは女性用のサイズ展開。
轍屋の販売価格は、ともに9,230円（税込）です。

ツーリングシューズというと、アッパーがヒモ締めになっていたり、ヒモ締め＋ベルクロ1本なんていう仕様が少なくありません。雰囲気重視なのでしょうが、そういった製品はシューズ内で足が遊びやすく、引き足が十分に使えません。
RBXシリーズに採用されている3本ベルクロ式クロージャーは、ヒモ締めのように緩すぎず、バックル式のようにガチガチになりすぎず、ほどよい固定をもたらしてくれます。
着脱に関しても、いちいちヒモを結んだり……なんてこともなく、とてもスピーディです。
ちなみにスピリーダRBXのベルクロは、スポーツRBXよりも一回り細くなっており、しなやかな仕上がり。また色目だけでなく、フォームフィットも両者で差別されており、細部まで最適化されています。

アウトソールは、ともにツルっとしています。MTB用のようにゴツくないのがいいんです。
そのまま使えばフラットペダル用です。
 
そしてセンター部分のゴムをめくると、このようにSPD規格のクリートナットが出現します。
組み合わせるためペダルは、クランクブロス・エッグビーター系や、シマノPD-A600／PD-A520あたりがおすすめですかね〜。
主要サイズは店頭で用意しておりますので、手に取ってみてください。