先日、8日に行ったカテゴリー超級ツーリングは、未明までの雪(平野部では雨でしたが)のために、エクストリームなツーリングとなりました。体力、気力、ライディングスキル、装備、知識、経験、etc、etc……。全方位的に上級者でないと、楽しめないどころか生命の危険すら伴う状況です。
でも、そのラインを越えられれば、とんでもなく楽しい世界が広がっているのも事実! うっひゃ〜〜と、オトナたちがコドモに戻って歓喜の雄叫びを上げまくり!
暗いウチから集まり、空が明るくなるとともに走り出します。最初は舗装路をえっちらおっちら。間もなく登山道に入りさらに上っていくと、山の間から朝日が差し込みます。頭上は青空! これは楽しい1日になりそうだ〜。
標高1,000mを越えるとチラホラと雪が。未明までは吹雪だったのでしょう。森の中はまだ地面が見えていますが、枝は白く化粧されていてとてもきれいです。
標高1,200mを越えると積雪量が多くなり、乗車率も低下気味に。上りという”斜度”に加えて、雪の抵抗が増えてしまうためです。特に先頭2人ぐらいが雪のラッセルをしなくてはならずツライ!
そして標高1,500mを越えると周囲の尾根と同じぐらいの高さになり、白く化粧をした山々とともに富士山も顔を出しました。
標高1,700mを越えてなお、ガンガンと上っていきます。もはや冬山登山といっても過言ではないでしょう。雲の上に出たので、眼下には雲海が広がり頭上は快晴。感動的な視界が360°のパノラマで広がっています。
午前11時、予定通り山頂到着! 峰々の向こう、遙か彼方に見えるのは標高3,000m級の南アルプスの山々。そんな絶景を愛でながら定番品で腹ごしらえ。一息ついたら下るぞ〜。
下りの様子は動画にて。相変わらず編集していないのと、撮影者が慣れていないモンで見づらいですがご容赦下さい。
雪原のダウンヒル! 気持ちイイ〜。
ハイスピードなシングルトラック。午前中に上ったところを、どんどん標高を落としていきます。
まだまだ下り。落ち葉の上に雪が積もっているため、走っていると浮遊感覚。
標高が下がると雪がなくなり、落ち葉サクサクのトレイルでした。
下りは、太陽の傾き具合と自分たちの疲労具合を踏まえながらルートをチョイス。
そして下山後、クルマに戻って温泉でのんびりしていたら間もなく陽が落ちてしまいました。日の出とともに走り出し、日没とともに帰路につく。充実の一日でした。
ちなみに今回も長野&神奈川&埼玉の自転車屋とそのカスタマー、元エリートライダーや仲間たちが集結しています。来年も12月の第二水曜日に実施する予定です。みなさん予定を空けておいて下さい!