去る8月1日、長野県・白馬で行われたジャパンシリーズに参加してきました。
最後まで踏み切ることができ、J1では自身最高リザルトとなる4位でした。やっと結果が出た、ってカンジです。
2週間前の全日本では、終盤タレてしまい沢田さんに抜かれてのマスター40で4位でしたが、同じ順位でも清々しい気持ちです。
以下、簡単にレポートです。上位陣は実名にて失礼します(問題があれば削除しますのでご連絡下さい)。
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エキパは100数名と、ほぼフルメンバーでの出走。みんな夏に向けて調整してきているのだろう。そんな中、ランキング12位のワタシは2列目。ランキングトップである岡本隼の後ろに付ける。隣はランキング11位の塩見さん。
今回は5.5km×5周回。
そしてスタート。最初はXCスキーコースのグラウンドを回り込むので、コース幅も広く混乱もなし。岡本くんに引っ張られるように2位で激上りへ突入。我ながら落ち着いた素晴らしい位置取り。そして、ココで抜かれるのは想定内。若者達が一気に前に出て行き、12,13位ぐらいで前半ループのシングルへ入る。
Wトラックはほぼドライ。シングル内はちょっと湿り気味。いつものドライ用タイヤで問題なし。後半ループに入ると選手の並びも落ち着き、1周目を8位で終了。5〜10位位ぐらいまでがなんとなくパックになっている。
2周目直後、グラウンド後の激上りで前方を確認。トップは予想通り横山航太。2位岡本。3位沢田時。4位Qマックス井本京吾。ユース3強はさておき、井本くんは富士見J1で競り勝っているので喰いたいところ。
3周目。井本くんとともにいつもレース中に前後することの多い、ソニックレーシング棟保祐介の調子が良い様子。シングルの根っ子セクションで彼がとっちらかっている横を抜くものの、その後の平地移動区間で簡単に追いつかれる。
後続が切れて、5〜7位集団を形成。パックで前を追いたいところだが、4位との差が開く。
4周目。バイクを押している横山くんを発見。パンクのようだ。順位が一つ上がる。この周回の最後の上りでアタック。棟保さんを抜いて、単独4位でシングルへ。ココで差を広げたい。
5周目最終周回。グラウンドで後ろを確認。棟保さんとの差が付いている。よっしゃ。4位は確保したと思われるが、気を抜くと八幡浜のときのようにパンクで沈みかねないので油断は禁物だ。
一方で喰いたいと思っていた井本くんの姿は見えない。絶対にタレてくる、と信じて前を追うが、終盤ループの激上り、最後の舗装直線、グラウンド折り返しでも見えず。どうやら岡本くんとの競り合いを制したらしく、2位でゴールした模様。やはり若い(今年からシニアのはず)というのは素晴らしいことだ。
そしてコチラも最後まで踏み切って4位でゴール。
マスター(30歳以上)のオヤジ争いだけはとりあえず制することができた。
現在の力を出し切れたのが素直に嬉しい。
さてさて、今回ゲットした115ポイントが加わり、今シーズンのシリーズポイントは累積389。
昨年の昇格ラインが322だったので、来期のエリート昇格を確保できたかな、などと皮算用。むふふ。
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そしてエリートは、辻浦圭一とのアンカー争いを制した平野星矢が、嬉しいJ初勝利。
「予定ではもう少し早く勝つつもりだったんですけど〜」と、初々しいコメントをしていました。
辻浦くんは、途中でボトルが出されそびれるという不運なフィードミスもありましたが、1時間以降のペースがタレるという粘り弱さが出てしまったように見受けられました。
3位は、TREK松本駿・KHS千田尚孝との争いを制した、CANNONDALE山本和弘。全日本では腰痛で惨憺たる走りでしたが、ボチボチと復活基調のようです。
各クラスのリザルトは日本マウンテンバイク協会まで。