11/1にスラムパークで開催されたＭＴＢ最速店長選手権
XCとＤＨ両方が開催され総合力が試されるレース
われらが鏑木店長が見事、準優勝を飾りました。
ＸＣの方は普段Ｊで使っているspecialized s-works stumpjumper 29ですが
今回はＤＨもある、という事で急遽用意したのがTREK topfuel9.9

9月に行われたSDA王滝120kmを走ったバリバリの軽量ＸＣバイクですが
DHに対応させる為数々のモデファイがされています。

まずXCフォークの中では最高クラスの剛性を持つROCKSHOX RS-1
100mmトラベルを120mmに延長
このフォークは110mm幅、15mmスルー専用ハブが必要なのですが
セイントハブに20mmを15mmに変換するアダプターを旋盤で手作りして使用しています。

逆にリアサスは70mmにストロークダウンしハンドルをワイドな物に変更
シートマストのサドル高を目いっぱい下げる為の加工が行われています。

チェーンデバイスを付け、タイヤはＭＡＸＸＩＳの2.4幅のＤＨタイヤ
跨ったポジションは見事ＤＨバイクのそれになり
ＸＣから正反対のＤＨに対応させています。
この様にＸＣバイクだからＸＣだけ、ＤＨバイクだからＤＨだけ、
と言う考えにとらわれず改造やパーツ交換する事により他のカテゴリーへ
クロスオーバーさせて走り戦う事も可能となります。
何より自由に自分だけの一台を作って走る事は楽しい物です。
こう言ったイレギュラーなカスタムもやっていますので何でもお気軽にご相談下さい。
 

レースの模様はサイスポ１月号に詳しく乗っているのでよろしければそちらもお手に取ってご覧下さい。