ATLを急に上げた時の反応を見てみる

パワーメーターをお使いの方ご存知重要なTSS(トレーニングストレススコア)
詳しい活用方法は途方も無く長くなるのでじてトレさんや

こちらでお勉強下さい。
要点だけまとめると
・1時間全力TTをした時にTSS100となる。
・1日にアスリートに必要なTSSは100TSS
・ワールドツアークラスの選手は150TSS
CTL (体力) 42日間 1日辺りのTSS
ATL (疲労度) 7日間1日辺りのTSS
CTL-ATL₌TSB(調子)
オーバートレーニングを防ぎ効率的に体力向上。
ベテランは感覚と経験でピーキング出来ますが
そうでない人でも日頃のTSSさえ分かればある程度出来る!
という物です。
 
最短でTSS100をこなすとなると毎日オールアウトするような全開TTを1時間すれば良い訳ですが
まぁ、そんな事が出来る精神力の方は数限られるでしょう。
感覚的には
気持ち良くサイクリング 1h/30tss
ミドル走           1h/50tss
ハードな練習                      1h/80tss
くらいで上昇して行きます。
ストイックな社会人アスリートで平日通勤やローラーでちょこちょこ積み重ね
週末にグループライドや距離乗って1週間700、というのが現実的に可能な線でしょうか。
 
ここからが先週実際にやった時のお話。
プロの真似事で1週間だけ疲労無視して1日150tss以上やってみたら果たしてどうなるのか?
ボロボロで全く走れなくなるのか、はたまた案外走れちゃうのか。
pwr5.4倍の自転車競技部の選手曰く
「短時間は落ちるけど長時間はあまり落ちない」
との事ですが実際の結果はいかに?

1週間 1200TSS 14000kj(カロリー)やってみてみました。
一日平均170tss。
正確な結果を得る為には走り出す前にキャリブレーションが必要。

第3世代stages powerは校正値890 ±50の値に収まっていれば
SRM等高価で正確なパワーメーター比と比較しても±1.5%の精度が約束されています。
この値が狂うと意味のない数値が出るので校正値を確認はとても重要。
実験の〆はいつもの土曜ロード練。
当然ながら寝起きから体がダルくヨレヨレで短時間は明らかにパワーダウン。
信号スタートの上げ下げも反応出来ず、準備運動区間の昭和橋までですら後ろで一人旅。
「皆さんさよーならー状態」
ただ一定ペースで踏む長い登りの出力は意外と落ちず20分NP340w 体重比5倍と上々
スプリントの出力は200w程ダウン。持続時間共に。
教えて貰ったのと同じような結果となりました。

年齢や個人差で反応は変わってくると思うので
色々試して遊んでみたい思います。

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