「富士百景」と謳っておきながら、当日はあいにくの空模様でまったく富士山の姿を拝むことはできませんでしたが、初秋の山中湖や道志周辺のヒルクライム三昧ツーリングを堪能してきました。
目指せ 獲得標高で富士山より高いところへ!
今回のルートがこちら。(左上の[View Full Route]をクリックで大きな地図を表示)
このRide with GPSはそのままキューシートを作れたり、Googleのストリートビューを表示できたりするので、自転車ツーリングのルートを計画するのに便利です。GPXファイルなどの出力にも対応。
難点は、英語インターフェイスなのと、ルートラボのようなトンネル通過時の高度処理に対応してないことくらい。(↑実際の獲得標高より300mくらい多いです)
ルートは、町田街道→津久井→雛鶴峠→都留→富士吉田→山中湖→籠坂峠→須走→明神峠→三国峠→山中湖平野→山伏峠→道志みち→宮ヶ瀬鳥屋→土曜ロード練コース。
津久井~牧野・藤野~雛鶴峠
5時半集合で、まずはまだ車通りの少ないうちに津久井方面までバヒューンと移動。
津久井湖を越えて、三ヶ木のセブンで最初のピットイン。
相模湖PF付近で県道517号に入り、いよいよステージ開始。
39km付近で県道35号を左折。ここからいよいよ雛鶴峠へ向けての登りです。
ここで各々のペースで雛鶴峠まで進むことに。
写真を撮りながら、後方で体力を温存しながら、「まだ序盤、まだ序盤」と念じながら、・・・。
jokerさんとは毎年このコースを走っているので、お互いにペース配分は計画的にで。
今年の王滝でクイーンオブマウンテンの座をゲットしたYUKIちゃんものんびり行きます。
新雛鶴トンネル前で全員合流。本日の第一ボスを攻略。
きついところでもケイデンス80rpmくらいで登れる斜度なので、ここまでは楽勝なかんじ。
秋山温泉から先行したヤングチームは、かなりぐったりのご様子。
この新雛鶴トンネルを抜けてからは、都留に向けてばひゅーんと下ります。
各自ウィンドブレーカーなどで冷え対策をし、長い下りを走っていきます。
足を休めたい下りだけど、体を動かしていないと冷えすぎるし、難しいところです。
トマホーク号の後ろは、体力温存にもなるし、風除けによって冷え防止にもなりました(笑)。
都留の稲田地帯はすでに稲刈りが終わっていました。
のどかな農村地帯の中を8kmぐらい下ったところで、都留のセブンイレブンにピットイン。
都留~富士吉田~山中湖
62km地点、9時半に都留セブンイレブンに到着。山を越えたこちら側は、気温がぐっと下がっていました。
都留からは進路を富士山方面へ舵取ります。
きのりさんが先頭でコントロールしてくれたおかげで、新バイパスの区間はいいペースで進むことができました。
富士吉田までの国道139号は、地味な登りが続きます。
旧道に出てからは車通りも多く、路面舗装も良くないので、じわじわと体力を削られていくかんじ。
さらに国道138号にぶつかってから山中湖まで2.5kmに渡って、それが続きます。
標高グラフの62~86km地点がその区間。上記のRide with GPSの標高グラフで範囲選択できます。
この区間だけで標高差が600mもあり、実は本日の2大ボスに次ぐ中ボス級のステージだったのです。
そして山中湖手前で忍野方面に逸れ、寄り道。
花の都公園はコスモス(秋桜)が咲き広がっていました。
その花の都公園駐車場でショートストップ。
せっかく富士山の麓まで来たのだから、何かご当地グルメをいただこうということで、コレ。
今日の10度近い気温にソフトクリームという選択は歓迎できなかったが、ブログ的にはネタが枯渇していたので(笑)。
桔梗屋の信玄餅をモチーフにしたソフトクリームで、今夏は山梨県近辺の高速道路のSAなどでも人気だったようです。
ソフトクリームに黒蜜のコンビネーションが絶妙でした。
餅も乗せられていて、腹持ちもいい新食感のスイーツ。
さて、ここまでで走行90km弱の獲得標高は1900m。時刻は11時。
「大ボス」の前に、この先の須走で昼飯休憩なので、そこまであともう少し走ります。
後編へ続く