山形 Ride 400

写真 1-16月の定例行事になりつつある? 山形Ride400。
コレは何かというと、Team轍屋の元エース、大江良憲のトコロまで走って行こう! というモンでして、彼は今現在山形にいるんですね。遠いな……。
横浜・青葉台から山形まではザックリと400kmあります。
ルートはザックリとこんなカンジ。
STAGE1 青葉台→日本橋→宇都宮
STAGE2 宇都宮→会津若松
STAGE3 会津若松→山形

ということで、6月27日夜から走って、行って参りました。
とりあえずは、6月27日(金)の夜に近所の人が店へ集合。
仕事の後にボチボチと都内へ向かって走り始める。
そして日付が変わる28日(土)午前0時を目安に、都内組みを含めて日本の道路の中心地である日本橋(34km地点)に集合!
いよいよみんなで山形を目指してのスタートだ!
写真 1-2 写真 2
序盤は国道4号線をひたすらトレースする。
トラックに気をつけながら夜中のバイパスを北上すると、天気予報とは裏腹に途中から霧雨が降ったり止んだり。

都内のおびただしい信号を抜けて、午前2時。埼玉の幸手(80km地点)で最初のピットイン。
この調子なら4時過ぎに宇都宮に着けるかな……などと思って利根川を渡ると、YOちゃんとhashiシェフが同時パンク。しかも前後同時……。
深夜+雨+路肩走行で、路面に落ちていた何かを見落として乗り上げたらしい。
写真 3 写真 4-4 写真 1
結局、3度のパンク修理で大幅にタイムロスしてしまい、すっかり空が明るくなった5時に宇都宮(140km地点)着。
そして新幹線で前乗りしていた大江くんと合流。久しぶりに一緒に走るぜ〜!
宇都宮市街地は県道を経由しつつ、国道121号に入って鬼怒川沿いを北上。
序盤の遅れを取り戻すべくペースアップする。
パラパラしていた雨すっかり落ち着いて、空が安定したら先頭はhashiシェフと大江がガンガン引きまくりやがる。上りだというのに時速30〜35kmをコンスタントにキープ。ちくしょー、後ろはヘコヘコだけれど、行かないコトには夕刻に山形へ着けないのだ。
写真 3-1 写真-2
9時40分に福島県に突入(220km地点)し、12時に会津若松(290km地点)到着。
すでに栃木県塩屋町(180km地点)で膝痛のためYOちゃんがリタイアしていたが、ここで脚を使い果たしたコッパさんもリタイア。サポートカーに回収となったが、二人ともチャレンジ精神はスゴかった〜!
写真 1-1 写真 2-4
それにしても300kmを過ぎたら全身の疲労感ががハンパない。
ハンガーノックになりながら大峠(330km地点)をヘコヘコと上り、ついに山形県へ突入。
この頃になると血糖値が下がったところに睡魔が襲ってきて、下りが怖くてしょうがない。流れる景色のスピードに目が追いついていかないし、身体の感覚が”ふわっ”としていてタイヤの接地感をイマイチ把握しきれないのだ。
普段のロード練なら、ちょっとモガけばすぐに時速50kmになってしまうワケで、そのくらいは常用速度なのだが、直線の時速50kmがギリギリなカンジ。踏めばもっと速度は出るのだが、とてもじゃないがそんな気にはなれない。
とにかく集中・集中。自分に言い聞かせると同時に、みんなで声を掛け合いながら走り続ける。
15時20分に米沢(350km地点)市街地到着。
最後の補給を済ますと、いよいよ山形市が間近だぜ。
うりゃうりゃうりゃ〜っと気力で平地35km。
サラ脚ならナンてことのない速度だけれど、400km近く走った身にとっては残った力を全力で振り絞っている状態だ。
ゴール地点の良向寺(400km地点)は、山形盆地のヘリにあるため、最後は登坂のスプリント合戦。
売り切れ御免で先頭から千切れてしまい、17時20分にフラフラになりながらゴール!
写真-4 DSC_0330
手元のサイコンでは399.5km。
1日(と言っていいのかな?)の走行距離の人生新記録を達成!
しかも途中で雨に降られながら、峠もヘコヘコと登りつつ、市街地は信号のタイミングを見ながらの走行で、平均時速28.7km。
一人では到底無理な距離と速度域。
みんなの力を合わせ、サポートがあったからこそ山形にたどり着けたのだ。
写真-3 写真 1-4
夜の晩酌はというと、グラスビール2杯で頭がぐるんぐるんと回り出して……。幸せな気分でした。
みんなありがとう!

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
PAGE TOP