夏のスペシャライズドの展示会でチェックはしていたのですが、新しいシューズ製品がぼちぼち出荷されはじめたのでご紹介。

S-WorksグレードのMTBシューズは、XCとTrailの2つになりました。
このS-Works XCはレース向けの最上位のシューズ。
前モデルに採用されていた、靴裏の交換可能なトレッド(赤いやつ)を廃止し、新モデルからは交換不可能になりました。
担当者曰く、交換が必要なほどトレッドが磨耗した頃には、交換不可能だったカーボンソールやアッパー部分も傷んでいることが多いからだそうです。
そのトレッド交換機能を排除したおかげで更なる軽量化を果たし、その重量は310gに。(前モデルは335g)
デザインはロード用S-Workシューズと同様になり、フィット性もさらに高まりました。
クロスカントリーやシクロクロスのトップカテゴリーで上位を目指す人におすすめの一足です。
税込特価: 35400円 (定価:39375円 /
サイズ: 38 39 40 41 42 43 44
重量: 310g(サイズ40)

前年までのS-Works EVOをモデルチェンジしたのがこの2014 S-Works Trailです。
S-Works XCとの違いは、ソールの剛性を高めたり、つま先やかかと部分のプロテクションが強化されているところです。

また内くるぶしのカラー(エリ部分)が高めに設計されていて、飛び石からくるぶしを守ったり、歩行時の足首のねじれを抑制してくれます。
税込特価: 35400円 (定価:39375円)
サイズ: 38 39 40 41 42 43 44
重量: 370g(サイズ42)

靴裏のトレッドの比較。上がXC、下がTrailです。
Trailのほうはカーボンベースの露出を少なくして耐久性を上げ、トレイルの岩場などでも歩きやすくなっています。
それとクリート周辺のブロックをクリートから少し離すことでクリアランスを取り、泥掃けを良くしてあります。

冬用MTBシューズのDefroster(デフロスター)もモデルチェンジしました。
保温性を高めながら、蒸れにくく、雨天時や冬場でも快適なライディングが可能なのがこのDefroster Trailです。
ニューモデルはカラー部分が高くなり足首の保温性を高めています。
厚手のソックスを履くことを想定し、通常のシューズモデルより若干幅広の設計になっています。
シューズカバーをつけて走るとシューズの締め付け具合を調整することは不可能でしたが、このDefrosterは走行中でもBOAダイヤルで調整が可能です。
前モデルでは足甲部分のカバーにゆとりがなくて、足甲の厚みがあるアジア人にはやや履き辛かったですが、その辺も改善されています。
このDefrosterを冬期のロードバイク用として使う方もいらっしゃいます。
暗い場所でのライダーの視認性を高める反射材が埋め込まれているので、通勤ライドにもいいかもしれません。
(ロードバイクで使用するにはMTB用ビンディングペダルに交換が必要)
シクロクロスでも、厳冬期のレースや朝一番の試走時などでも活躍することでしょう。
毎年冬場になるとサイズによっては品薄になるので、寒くなる前にお早めにどうぞ。
税込特価: 17500円 (定価:19530円)
サイズ: 38 39 40 41 42 43 44
重量: 400g(サイズ40)
その他のスペシャライズドMTBシューズ製品もモデルチェンジされて、出荷が始まっています。
来シーズンに向けて新しいシューズを検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。