一足早く、12シーズンを迎える片山梨絵。すでにキプロスへと旅立っています。
今回はじてんしゃの杜の池本さんが帯同されているということで、安心してレースに取り組めることでしょう。
今年はオリンピックイヤー。
日本の出場枠を確保するためにも、なんとか頑張ってリザルトを残してきてもらいたいのですが、ライバルの国々はナショナルチームが一丸となってUCIポイントを取りに来ます。
一方で日本は、ただでさえ国のバックアップが少なかったところに加えて、”事業仕分け”でスポーツ関連への補助金は大幅にカットされてしまいました。
結果、選手においては、今まで以上に孤高の戦いが強いられている、というのが現実なんです。
自転車競技だけでなく、オリンピックに一人でも多くの選手が参加して、日本のスポーツ界、そして日本という国全体が（経済も含め）て盛り上がってくれるといいのですがね。
写真は出発直前の梨絵ちゃん。組み上がったばかりのスペシャライズド・FATE＋シマノXTRの決戦仕様で、2012年の初レースとなるサンシャインカップに参加です。
今後、さらに勢いづくような走りを期待したいところですね。