守れない信号

最近マスメディアで取り上げられることが多い、自転車に関する話題。
特に交通法規やブレーキを取り付けない自転車に関してのものが多いですね。中には自転車レーンが出来たなんていう話題も多々見かけます。個人的には、こういう取り上げられかたは大歓迎、しっかり議論して気兼ねなく通れるようになって欲しいです、歩行者も自転車も車も。
でも・・・守りたくても守れない信号もあります。
写真は青葉台駅前の信号で停止線から見た景色です。ここからだと車道の信号しか見えませんので当然正面にある信号で直進します。
 
2枚目は停止線より1m程度進んだ状態。ここで、左手(赤丸の部分。拡大していただいたほうがわかりやすいと思います)に歩行者用信号が見えます。で、そこには「歩行者自転車専用」の文字が・・・。
交差点内に入らないと見えない信号じゃ、守りようがありません。実際問題としては、停止線でやっと見える信号、しかも横方向なんて確認しようがないです・・・っていうか、見てたらよそ見運転です。
しかも、この信号はスクランブル交差点なので、この「歩行者自転車用信号」を守るとアチコチから人が来るのでとっても危ないです。
「自転車は車道を走るもの」とするなら車道から見える位置に信号をつけるようにして欲しいものです。逆説的に見れば、この信号の存在が「自転車は歩道を走るもの」として今まで道路を整備していた裏付けと言えるかもしれませんね。
あ、ちなみにこの信号、歩道からは当然見えます。ただし、その歩道には「自転車は押して通行してください 青葉区役所 青葉警察署」と書いてあります。歩いて押していれば歩行者ですので、ますますこの「歩行者自転車専用信号」の意味がわかりません・・・。
本来であれば、車道を走行するなら車道の信号を守ればいい・・・ハズです。ここは違いますが、たまに自転車横断帯がある交差点もあります。自転車横断帯がある場合、自転車はそこを通らなければいけないそうですが、やはり見えないことも多々あります・・・。
なんだかどんどん複雑になっていくので、走行中に判断するのが大変厳しい・・・というのが日本の道路の現状でしょう。

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