事故にあって

事故にあってから、わかることがたくさんあります。
実はいままで自転車で事故に遭ったことはありませんでした。とはいえ、立場上、遭われた方のお話を聞く機会はたくさんありましたので、自分でも備えてはいました。その備えは2つ。

  1. 自動車のナンバーを確認する習慣
    街中を走っていると怪しい動きをする自動車ってありますよね。荒い運転とか携帯電話で話しながらとか。こういった車のナンバーを確認するようにしていました。というのは、このあとその車が事故を起こしたときになどに役に立つかもしれないので。今回もこの習慣が役に立ちました
  2. ナンバーを口にする習慣
    言葉を口から発することで脳が覚えやすくなる・・・というのをどこかで聞いてから、1の確認したナンバーを口にするようになりました。事故の際には自分が覚えられなくても、ひょっとしたら周りの人が聞いて覚えてくれるかもしれないという側面もあります。

というのは、今回バッチリ活躍してくれました。
あとは、MTB乗りであることは、身体のダメージを減らすのに役立ちました。MTB、特にトレイルを走っているとその路面状況により瞬間的に対応が求められることがあります。今回も、瞬間的に抜重をし、相手の側に身体を傾けています。これは身体を浮かせることで車の下に入らないようにするのと、身体を車が押し出しやすくすることで、力を受け流すためです。
簡単にいうと、身体を硬直させなかったということです。
こんな身のこなしが出来たのは、元々トライアルをやっていたからというのもありますが、いまMTBに乗って山を走っているからだなぁというのが、今回の事故にあっての実感です。
クロスバイク、ロードのかたにMTBに乗れっていうわけではないのですが、こういった備えや動きが出来るように努力をすることは決して無駄にはならないと思います。
まずは抜重からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
と、ここまでは以前から書き留めていたものです。なぜこれをアップしなかったというと、以前から竹谷さんのBTAのMTB編がリリースされるのを聞いていたからです。
ロード乗りはMTB編なんて読まないよー、というかもしれませんが、理論、テクニックは役立つものがたくさんあります。参考になると思いますので、是非手に入れてください!
ちなみにこんなことを書いても、僕にお金が入ってくる・・・ということはありません(笑)

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