富士見J1レースレポート

今年も富士見の季節がやってきました。
もはや「Jシリーズ」ならぬ「富士見シリーズ」とも言えそうな場所。
今年も6月(今回の6月5日J1)、7月(全日本)、9月(J1)と、3回もビッグレースが開催される予定です。ここ富士見を制する者が日本を制する、と言っても過言ではないかもしれませんね。
若干コース変更があり、従来より短縮されて1周4.0km。今回は6周です。
練習ブログにも書きましたが、今回の目標は下記の通りです。
1 山本幸平が参加する今回のレースでも同一周回で完走。
2 40代で最初にゴール。
3 全体順位では(今回こそ)上位1/3に入る。
4 富士見終了後に発表されるであろうチームランキング(途中経過)で、BSアンカー、スペシャライズド、岩井商会等々を抑えて1位になる。
んでもって結果は……。
1 × 残念無念。あと30秒足りず、最終周回には入れず。最後はもうちょっとサービス?してくれると思ったんだけどな〜。
2 ○ よっしゃ!
3 × 残念ながら28位/81人エントリー。あと1人!!
4 × 惜しいけれど、多分ダメ。手元集計で下記の通りです(JMAによるオフィシャル集計を待つべし)。
アンカー 辻浦222+幸平150=372P
轍屋   大江215+鏑木144=359P
ジャイアント 門田 339P
プロライド 沢田227+前田75=302P
スペシャ 小野寺220+啓祐80=300P
トレック マシュン 271P
岩井商会 久保142+後呂121=246P
KHS  千田101+橋本53=154P
では、いつものようにグダグダと敬称略にてレースレポです。
ここ数日はルーチンワークをこなしてきた。
毎回ながら決まったことを淡々と実行することで、気持ちも上がってくるというか、もはやパブロフの犬化しているというか。
レース2日前に焼き肉ガッツリで栄養注入。前日はパスタをガッツリで燃料注入。当日はカフェインをガッツリで気合い注入。
スタートは16番目にコール。2列目! 目の前にはマシュンこと松本駿! ついにココまで上がって来たぜ。この位置が今のところ分不相応なのは承知しているが、シーズンが終わるときにもこのぐらいの位置にいたいもんだ。
そしてスタート! その駿くんの後ろについてゲレンデを上がる。エース大江はさらに前方、いい位置だ。シングル入り口で集団にもたつきがあったものの、こちらも10位台後半で突入。集団のまま下りをこなし、上りへ。
さすがに何人も抜かれ、 30位ぐらいまで落とす。ぬぅぅ、すでに苦しい。
ここからしばらくは辛抱だ。とにかくオーバーペースにならないギリギリを追求しなくてはならない。
井本京吾、宮内翼、前田公平といった若手昇格組、そして中間森太郎江下健太郎といったベテランライダーと前後しながら周回を重ねる。
今回のボトルの中身は、ケンタイのスポーツドリンクを5本。そして最終周回用にコーラを1本。それぞれ、1周で飲める分の、200mlほどを入れてある。
基本はスポーツドリンクなのだが、コーラはトップから8分差が付いた時点で出すよう打ち合わせ済みだ(それが最終6周目なら言うことナシ!)。
コーラによる糖分強制注入で、最後のペースを上げろ、という意味が込められている。
「トップから8分」というタイム差にも理由がある。
「優勝する幸平のラップが13分」と想定して、80%ルールによる足切タイムが10分強。つまり、幸平と10分30秒の差が付いた周回を以て、自分のレースが強制終了させられてしまう。
対して自分のラップタイムはおそらく16分弱だろうから、「フィードで8分差がついていたら、最後の一周になる」という予想に基づいている。
3周が終了して4周目突入時。
それまで1本しか出されなかったボトルが、2本出される。1本は透明の液体、もう1本には黒い液体。
早くもギリ8分差? しかしまだ自分自身に選択の余地がまだあるということか!?
こここは、「あと2周はする!」という意味も込めて迷わず透明ボトルを取り、4周目をこなす。そして5周目へ。
ここで差し出されたのは黒ボトル。
そうか。8分以上の差が付いているか。
キビシイかもしれないが、なんとかペースアップして6周目に入りたい。
コーラを飲みながら、前を走るエシケン、井本くんに食らい付く。リフト下の激上りで一人でも抜きたいが、しかしそのままの順位で再びシングルへ。
後ろからまだ幸平は来ない。絶対に最終周回に入る! という強い信念で80%テント前を通過しようとしたが、無情にもコミッセールの福田さんが行く手をふさいでおり「あと30秒だったんだけどなー、残念」と、プレートを持ちながらコース外に出るよう促している……。
ということで28位/-1ラップの5周回でレースを終えることとなった。
ちくしょー。
わずか30秒か……と分かってはいても、あの日あの場所あの瞬間、あれ以上には脚も心臓も動かせなかったのだ。
コース脇をゴール地点まで移動し、幸平をはじめとする上位ライダーたちのゴールシーンを見る。そして我がチームのエース大江は10位。よくやった。昨年までとは比べものにならないリザルトだ。
しかし、まだまだ伸びしろを持っている。
轍屋に戻った後、そのあたりの「伸びしろ」をどうやったら伸ばせるのか、潜在能力を解放できるのか、監督タニさんとともに3人で作戦会議。もちろんエース大江だけでなく、サブであるオイラにしても伸びなければチームランキング1位は望めない。
次戦、6月19日木島平J2はエース大江のみの参加。7月3日ニセコJ1は3人とも参戦予定だ。俺たちの挑戦はまだまだ終わらない!
リザルトはコチラを参照

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