遊びじゃねーんだよ、っていう遊び

自転車を熱心に乗っている方ならご理解頂けると思いますが、自転車乗りの間では、走るのが「速いかどうか」でなんとなくヒエラルキーが決まったりするワケです。
「速いヤツが偉い」みたいに。
その流れで、「アイツ、社会性は足りないけれど、走る方はスゲーよな」といったカンジで、人付き合いの手助けをしてくれることもあったり。
単なるご近所さんや職場の同僚だったら「社会性の欠如」っていう時点で顔を合わせるのもイヤになるのでしょうが、そこに自転車が介在して、ましてや頑張って走っているとなると、お互いに認め合ったりしちゃう、ということなのでしょうか。
で、なんとなく練習好きの人が集まって、上りで一緒にモガキ倒したりした後で、「オレたちは遊びでやっているワケじゃないからよ〜」なんて言い合ったりするんですよね。
もちろん、(近しい間柄だと片山梨絵選手を除けば)誰一人として自転車に乗ることでメシを食べているわけではないので、9割方は冗談です。でもみんな1割ぐらいは本気で言っていたりするからコワイ……(笑)。
ま、それだけみんな本気で自転車に乗っているというコトなのでしょう。
そして、結果として本気で切磋琢磨しあっていることを楽しんでいる。
言うなれば、「オレたち 遊びじゃねーんだよ、っていう遊び」なんです。
24日に開催されるJ八幡浜レース、早くも前半戦の大きな山場です。
そしてオイラもそれに向けて週末は四国へと旅立つ予定です。
今からむっちゃワクワクしています。
そして「遊びじゃねーんだよ」っていう中に秘めた1割の本気を思い切りぶつけるにあたり、大船のジョーさんこと、日本カイロプラクティックセンター大船に行ってきました。
練習やコンディショニングももちろん大切ですが、オイラの場合は「そこから先のもう一歩」を手伝ってもらうためです。
身体のバランスというかアライメントを調整してもらうことで、持病ともいえる左脚の坐骨神経痛を解消させるためなのです。
坐骨神経痛って広義での腰痛なのですが、オイラの場合は疲労が溜まるとココに負担が蓄積されるようで、腰から左脚のヒザ裏に掛けて張ってしまいます。
古傷等のため、身体を騙しだましスポーツをする人も少なくないでしょうが、ジョーさん自身が熱心に自転車に乗られているため、自転車の動きや姿勢を踏まえた診療をしてくれるのでとてもありがたいのです。
さて、こんなカンジでひとつずつ地道に潰して、言い訳ができない自分になりつつあります。
それもまた「遊びじゃねーんだよ、っていう遊び」のヒトツなんですけどね。

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