雨を快適に走るためには、バイクへの対策も重要です。
端的に言えば、「身体に水しぶきが掛からないようにする」ということ。お尻〜上半身に掛けての体幹は、濡れて冷やされると体力を消耗させられます。またお尻(というかレーパンのパッド)が湿ってしまうと、皮膚との摩擦が増えて股ズレをおこしてしまうのです。
そのために有効なのは前後のマッドガード。
理想を言えば、ママチャリにあるような「フルガード」が最高なのですが、ロードやMTBといったスポーツ系のバイクには装着できないことがほとんどです。できたとしても着脱に難儀したり。
今回は、こんなカンジでゼファールのフェンダー(廃盤品)をリアに装着。しかもサドル下にはシングルトラックソリューションの簡易ガード、マッドフラップを取り付けて、後輪が跳ね上げた水がお尻〜背中に掛からないように二重でガードしました。ちなみにこのマッドフラップ、普段はロードバイクに取り付けっぱなしにしていて、不測の雨に備えています。
ゼファールのフェンダーはステーで支えるタイプでしたが、シートステーにタイラップでしかりと固定。フレーム側にビニールテープを巻いておけば、こんな程度でも外れることはありません。類似品を取り付ける場合に参考になると思います。
フロントは、タイヤ沿ったガードを用意する時間がなく、マッドレースの際に愛用しているボントレガー製品を装着。ゴムベルト2本で用意に着脱できるので、とても重宝しています。前輪が跳ね上げた水が、足や顔、ボトルの飲み口に掛かるのを防いでくれます。
これらのちょっとした装備により、身体が濡れたり汚れることが驚くほど防止されます。