試乗中

バイシクルナビ誌の企画のため、8台もの試乗車がやってきています。
ここで気になるのがバイクの組み上がり。クルマではないですが、「広報チューン」 ってなんで一般化しないのかな、と不思議に思う組み上がりのものが紛れ込んでいます。
たとえば、ワイヤの中にオイルを入れるとか、ホイールの振れをきちんと取るとか、スポークのテンションを揃えるとか、ちゃんとした販売店が 組む際に実施する当たり前の作業を行ってくれるだけで、乗り手の心証ははグッと良くなると思うのです。

そういったことが実施されているか否かの差は、やはり乗っても歴然とします。プアなブレーキのフィーリングはよりプアになりますし、低剛性のホイールならより低剛性になってしまいます。

本当に気を遣ってくれるディストリビューターやメーカーだと、乗り手のブレーキパターン(自分の場合は右手でリアブレーキを操作しています)や身長をを踏まえてバイクを用意してくれるところもありますが、そこまで行かなくとも何かしらの配慮が感じられるだけで、単純に「おぉ、ココの会社はやる気がある!」ってことに繋がるんですよね。

ショップ向けに試乗車(広報車両)を用意して、全国を回させるなんていう広報手法が広がっていますが、雑誌向けと同様のことが当てはまると思います。販売促進のためと思っていたことが、「なんだ、こんな程度の性能か〜」なんて、逆効果にならないようにして欲しいですね。

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