そうだ 京都 行こう(3)

ロードバイクでの100km程度なら”ノリ”でどうにでもなりますが、ロングライドでは準備が大切です。しかも今回は2日で走行距離500kmを軽く越えるワケです。予定されている積算登坂標高だって2日で5,000m超ですから、色々と考えなくてはなりません。
たとえば携行する装備品は最小限。最小で最大の効果が得られる、最小だけれどトラブルを回避できて、いざというときにも対応できる、ということですよね。
大学のサイクリング部に所属していた頃は、何でもかんでもランドナーのサイドバッグに積み込んで走っていましたが、あれから20年。すっかり大人になった今は、ヤマト運輸の宅急便をフル活用してあらかじめ宿に荷物を送っておきます。着替え、帰りの輪行袋、現地で飲む(であろう)プロテイン、などなど……。

これで背中のポケットのみで走れるはずです。
ハンドル周り。今回は岐阜・滋賀・京都とあまりにも不案内なエリアへ行くので、GPSマップを取り付けました。

ユピテルのアトラスASG-CM11は、自転車に特化したハンディGPSマップ。オプションソフトをインストールすればPCからのプリルート設定等もできますが、とりあえず充電して電源さえ入れれば勝手に衛星の電波を受信して、現在地を表示してくれるという手軽さが嬉しいのです。
地図データとして、昭文社のMAPPLEが内蔵されているので、日本中どこを走っても迷うことはないでしょう。
このアトラスも走行距離や速度を計測してくれるのですが、基本はバックライトを消した節電モードで使う予定なので(それじゃないと距離が長すぎて電池が持たなそうなんですよ)、そのあたりのリアルタイムな数値はステムに取り付けたキャットアイのサイクルコンピュータで確認します。
そしてシート下にはサドルバッグ&テールライトを装着。

幹線道路を走る場合、クルマに対するアピールという点では、明るいテールライトが大きな効果を得られます。今回はPDW(ポートランド・デザイン・ワークス)のRADBOTというのをチョイスしました。
高輝度の赤色LEDとリフレクターが一体化した製品で、とにかく明るい! これで夜間の甲州街道も安心して走れます

サドルバッグの中身はエマージェンシー用品。チェーンツール付きの携帯工具、10速用のチェーンピン、スペアチューブ、念のためのタイヤパッチ、タイヤレバーです。このほかにボトルケージ部分には携帯ポンプが取り付けられています。
さてさて、コレでとりあえずバイクの準備はOK。あとは補給食とボトル、そして日やけ止め(何気にコレが一番大切かも!)を用意すれば大丈夫かな。

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