八幡浜レースレポート

今年はJ戦に本格参戦なのですが、自分にとってのシーズン二戦目である八幡浜Jへ行ってきました(前回の浜松J3はコチラで)。

あらかじめ自転車だけ発送しておき、4月24日(土)の飛行機で愛媛入り。毎度お世話になっているシーナックの面々と現地にて合流し、情報収集をしてスプロケットを11〜32Tに交換。そして金曜入りで走り込んでいるodj様に、コース攻略のポイントを教えてもらいながら試走します。

それにしても八幡浜のコースは刻々と路面が変わって面白い。1周約5.7kmの中に起伏&路面変化はもちろん、様々なコーナーが複雑に組み合わされており、色々な要素が要求されるからです。コースビルドされた方々には頭が下がります。しかし、それだけに付け焼き刃のレクチャーでは覚えきれないのが正直なところ。あんまりガンガン走っても疲れてしまうので、適当に切り上げて試走は終了。オイラが参加するエキパは、ここを5周します。
さて一夜明けてレース当日。いつものように1時間前からアップ開始し、軽く汗を流します。スタートは前回同様に昨年のランキング順。71人エントリーで中央あたりでしょうか。

そしてスタート。もちろん最初が肝心、最初から全開! 舗装の上り限界でペダリング。目の前を走るシマノドリンキング・松井正史さんが上手いこと混戦を抜け出てくれたので、後ろに付いてポジションアップ。一桁順位で最初のシングルトラックへ。遅いライダーをなんとかかわしつつ、桜坂と呼ばれる上りフィードゾーンへ入ります。ここで順位を確認すると7位パックとのこと。うっしゃ、さい先が良い! 2 周目に入ると、熾烈なポジション争いも落ち着き、なんとなく前後を走るライダーが決まってきます。同じ顔ぶれと抜きつ抜かれつを繰り返しながら、お互いの走りを探り合うカンジでしょうか。

コース後半には、通称「ゴジラ」と呼ばれる根っ子セクションがあるのですが、3周目に、そこでとまどっているドリンキング松井さんをキャッチ。背後に張り付きパス。ここで5位に。
さらに4周目、前には北海道から松本に移り住んだばかりという生きの良い山本兆が視界に。序盤がオーバーペースだったのか、明らかにタレている様子。グラウンドに出たところで彼も捉え、前へ。これで4位。桜坂のフィードで、シーナックの御大、中込辰吾さんに「表彰台が見えてるよ!」と声を掛けられます。ハイ、その通り。もちろんココまで来たら行きますよ!
裏の上りで山本くんの気配が背後から消えて、まずは4位を確保。
しかし、どうしたことかコーナーでラインが安定しません。上りでハンドルをプッシュすると前輪がズルっと流れてしまいます。
あれ? ヤバイ?
……パンク?
今回はパンクを想定しない丸腰での出走。飛行機だったため、CO2ボンベも瞬間修理剤も持って行けなかったのです。あらかじめ自転車と一緒に陸送しておくべきだった、と悔やんでも後の祭り。今まで自分が抜いてきた何人ものライダーに抜かれながら最終周回へ。

コミッセールに「どうする?」と聞かれますが、せっかく愛媛まで来たのですから、「ランニングします!」と即答。上りはそろりそろりと乗り、下りは押したりケンケンしたり。そして、無念の32位でゴール。うーむ。

それにしても、パンク前も含めてとても多数の応援を頂きました。
「かぶさーん、いけー」「かぶらぎさーん、がんばってー」等々。ありがたい。そんな声援に押されての走りは途中までできていましたが、最終リザルトは散々。 それでも今回でエキパトップと張り合える走りができる事が分かったのは大収穫です。
次回の大きな大会はアドベンチャー富士見ですね。今回のエリートクラスでは、我がチームのエースであるodj様が、ドリンキングのエースである入江さんにまったくついて行けないという具合なので、果たして勝負になるのかどうか暗雲が立ちこめております。妄想は妄想のまま終わってしまうのでしょうか?

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