昨年に続き、今年もJCFへの選手登録をしました。数年前では考えられませんな、こんなストイックに自転車に乗るなんて。どちらかというと、必死にトレーニングをしてレースに熱心に出ている人を冷ややかに見ている側だったといいますか。
それは自分の体質……というか、筋肉の質みたいなものが関係していて、今は昔の20代にJCF登録していた際、本当に速い人たちとの差をまざまざと突きつけられて、「こりゃ自分がいくら頑張ったって、ああいう風には走れないな」と感じてしまったのが冷めてしまった原因だと思います。
とにかく元の筋肉が細い、いわゆる「もやしっ子」だったわけですから、短中距離が中心のレースに参加したって良いところに行けるワケがないんです。しかもろくな(すなわち効率的な)トレーニングもせずに。
ところが、30歳を過ぎてから運動強度は低いながらコンスタントに自転車に乗るようになり、王滝100kmやアドベンチャーin富士見へ出てみると、「あれ、長距離ならイケるじゃん」と。
そのうち筋トレやプロテインにも手を出したこともあり、自分の身体や走り方が変化してゆくのが楽しくてしょうがない、という時期に入ってしまいました。それを試す場としてJCFのレースがあるといいますか、自分の身体を使った肉体改造実験を楽しんでいるといいますか。
だから「40歳を過ぎてから、どこまで肉体パフォーマンスは伸びるのか」というのが目下のテーマになっています。結果は自分のしてきたトレーニング範囲でしか出ませんから自ずと限られますが、それを最大化するにはどうしたらいいのか。もちろん年齢が年齢ですから、できる範囲は限られます。ケガを考えると無理はできませんし。だから頭で考えるのです。
一方で、ネット上のブログなども含めて「トレーニング」や「ポジション」に関する記述も多く見受けられます。そういう散見される情報を鵜呑みにして惑わされれば、どんなに「自転車で速く走りたい」と思っていても迷宮入りすることになるでしょう。「こんなに走り込んだのに、ちっとも速くならない」というように。他人の情報をそのまま実践するのではなく、消化して上手く自分に落とし込むことが大切です(この文章も含めてです)。そんなことにも今後触れていければと思います。
さてさて、さしあたってのJCF絡みのレースですが、オイラは下記のようなところにエントリーします。現地に行かれる方、気軽に声でも掛けて下さい〜。
4月3日 はままつMTB fes.(J3)
4月25日 JシリーズXC第1戦 愛媛八幡浜
5月23日 MTB fes.スプリングin緑山スタジオシティ(J2)
5月30日 JシリーズXC第3戦 富士見パノラマ