2010年レースバイク組み立て開始(3)

先日計測したら8.72kgだったトップフューエル号。左クランクとシートピラーを交換しました。

左クランクはスラム・レッドです。ロード用のスラム最高峰! GXP規格で作られていて、BB軸への取り付けはXXとコンパチブル。そんなわけで、右クランクXX+左クランクREDということになりました。クランク長は左右とも175mmです。

左クランクだけを交換した理由は、Qファクターを短くするためです。ロード用クランクの方がペダル取り付け位置が内側に入っているんですね。こうして上からの形状を見比べてみると分かります。XX(手で持っている方)が、BB取り付け部からグイッと外側に出ていますよね。その分だけペダルが外側になります。REDとの差は3mm程度ではありますが、これがけっこう重要だったりします。自分だけかもしれませんが。
ちなみにこの作業を見越して、右クランクは本来入れるべきBB軸へのスペーサーを薄い物にして、内側に入り込むようにしているのです。今回、左ペダルの取り付け位置が内側に入ったことで、ようやく左右対称になりました。

シートピラーは、ボントレガー・トリプルXライトカーボン。サドルをもう少し後方へ引きたいということで、5mmオフセットから20mmオフセットバージョンにしました。同時に短い185mm長にして、ほんの少しですが軽量化も実現。取り付けたところ、ピラーのリミットラインを微妙に越えてしまいましたが、このあたりは「自己責任」という言葉でお茶を濁しておきましょう。
さて、左クランクのRED化とシートピラーの短小化により、完成車実測重量は8.67kgに! それぞれ25gずつ、両方で50g軽くなったのです。しかし左クランクが27,300円、シートピラーが23,000円って……単純に「この50gを軽くするために約5万円を使った」と考えてしまうと、気が遠くなりそうです。実際にはポジションの問題も絡んでいるので、単純に重量比だけで部品を変えているのではないのですが。
sub19まであと一声のところまできました……が、正直なところこの先はなかなかキビシイですよ。今後のプランもなくはないのですが、すでにやり尽くした感がたっぷりなので、さらにあと50gを絞り出せるかは微妙な状勢です。

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