神のトラック

1人でロードに乗っていると、まれにトラックのスリップストリームを使うことがあります。スリップとは、前走者の後ろにできる、向かい風の緩い(もしくはない)エリア。自転車同士であっても、車間距離を詰めて前走者の真後ろに付くと圧倒的に楽なのですが、同様のことをトラック相手にするわけです。
そこで気付くのはドライバーの運転技術。丁寧にアクセルを踏んでいるなとか、減速もスムーズだな、とか。
そして。
とりわけ丁寧なのが、セブンイレブンの配送トラックです。例外なくゆっくり加速・ゆっくり減速で法定速度遵守。しっかりとした安全マージンの取り方や、絶妙なアクセル&ブレーキワークを観察していると、社員教育の徹底ぶりに感心させられます。
そういうトラックは斜め後ろを走っていても安心できるのです。自転車乗りにとってはもはや神の領域と言っていいでしょう。昨年秋からはエディにも対応するようになり、このところ自分の中のランキング(←一体どんなランキングだ?)では、セブンイレブンが圧倒的首位に躍り出ました。ただこの神のトラック、たいていの場合は最寄りのセブンイレブンに入ってしまうので、長距離コバンザメができないのが難点でしょうか。
ところで……、スリップで楽しているとトレーニングの負荷が上がりません。当たり前ですよね。多用しすぎると、もはや何のために走っているのだか分からない!? まぁ「こんなにいっぱい走ったぞ!」という満足感は得られるのでヨシとしますか。
(ちなみに写真はクルマから撮っています)

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