インソール選び

BGFootbedHighPerf_All_d忘れないうちに書いておこう・・・ということでBG-FITを解りやすくしようシリーズ第二回です。2回書いたからシリーズと言っても、もう問題ないでしょう!(笑)
さて、3Dフィットでは脚のアライメント(様々な角度)調整をするのにインソールを使う・・・と前回書きました。ちなみにそのインソールのことをBGフットベッドといいます。このBGフットベッド、土踏まず部分のサポート量により3種類があります。一番平たいのがレッド(BG+)、真ん中がブルー(BG++)、一番高いのがグリーン(BG+++)です。
これを決めるのにスペシャライズドでは、アーチオーメーターなる簡易測定器を用意しています。この道具、体温によって色が変わる素材で出来ており、踏むとその人のアーチの形が浮かび上がってくるというもの。非常に目で見て解りやすく、便利な道具です。
・・・が、これはあくまで簡易測定。というのも、これでわかるのは、あくまで直立時のアーチ形状であり、ペダリングしているときとは違うからです。
3Dフィットでは、直立時のアーチ形状はもちろん、足首関節の角度や柔軟性(※1)、1/3膝屈伸のデータ(※2)などを考慮し、最終的には実際に乗車しながらインソールと微調整用のシムを決めていく作業を行います。

※1 足首関節の角度や柔軟性は前述の簡易測定器ではわかりません。実際には土踏まずがあるのに潰れてしまっているだけ・・・ということがありえるわけです。

※2 1/3膝屈伸とは、その名の通り1/3だけ膝屈伸をするというもの。これがペダリングを模した運動になっています。片脚ごとにこれを行い、フットベッドなし、レッド、ブルー、グリーンとアーチサポートの高さが違うものを試すことで、楽に屈伸できる=真っ直ぐペダリング出来るアーチサポート量を探っていきます。

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