朝からバイシクルクラブの撮影をしました。店舗の横にあるガレージで撮影すること自体はしばしばあるのですが、今回はカメラマンが気合いを入れてフルサイズのバック紙を搬入! 屋根が掛かっているとはいえ、屋外にホリゾンタルを作ってしまいました。ここまでのセットを組んだのは初めてのことです。
取材しているのはバイシクルクラブ編集部の山﨑さん。小柄な彼女の悩みは……ペダル踏み位置が非効率だということです。具体的に言えばQファクターが広いということですね。
左右のペダルの開き具合を表すQファクターは、背が低くてサドル位置が低いほど大きな影響を及ぼします。自転車はご存じの通り、フレーム、ギヤ板、チェーンというように、足の間にものを挟んで運動をするワケでして、オーバーに言うなら左右の足を開いた状態で脚を動かしているわけです。できることならウォーキングやランニングをするように脚を動かしたいのですが……。
Qファクターは、確かに欧米人のように身長比で脚が長ければ問題になりにくいかもしれません。しかしアジア人だと……仕方がないですよね。
そんなワケで、彼女のバイクのQファクターを詰めさせていただきました。詳しくは5月20日発売予定のバイシクルクラブ6月号をご覧いただければと思います。