最高速って…

2008-06-28なんか、子供のときって単純な運動能力勝負に夢中になるような気がします。
陸上(いわゆるかけっこ)とか、はたまた水泳とか、遠投だってそうでしょうが、オリンピックや国体で行われている種目って、そういう単純勝負の延長ですしね。
 
自転車だと、たとえば「オレは時速○○キロ出たぜ!」なんていう世界でしょうか。
2月にオレゴン州ポートランドで開催されたNAHBS(北米ハンドメイド自転車ショー)では、某ウエアメーカーが展示会場にローラー台を持ち込んで、最高速チャレンジ的なイベントを行い、大のオトナたちが夢中になって大いに盛り上がったようです。
 
だからかどうか分かりませんが、たまに「どうやったらスピードをもっと出せますか?」なんて聞かれたりもするのですが。
基本的には頑張って漕げ! ってことでしょうか……。なんかナゲヤリな解答???
 
でも、もしかしたらクルマでメーターを振り切りたいように、自転車のメーターを振り切りたいのかもしれません。
だとしたら答えは簡単です。
「スポークにマグネットをいっぱい付ければok!」
マグネットを2個にすればスピードは倍に、3個にすれば3倍にっ!
これじゃぁダメですか?(ダメでしょうねぇ……)
 
ところで一般公道における自転車の制限速度って、クルマのそれと同様です。
だから、制限速度60kmの道路だったら自転車でも60kmまでしか出しちゃいけません(←もちろん車道を走った場合ですよ。歩道は歩行者と同等で!)。
 
一般的な概念だと、歩行者→自転車→原チャリ→オートバイという順でスピードが上がっていくと思われているはずです。 
しかし法律上は原チャリは時速30kmという制限が掛けられているワケで、ここに微妙な矛盾というか自転車との逆転現象が出るわけです。
 
だから、ちゃんと制限時速を守っている原チャリは、右側からスムーズに抜いてあげましょう。もちろん自転車の制限速度内で。
(CUB)

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