王滝レポート

2007-09-16レース前食料:薄皮つぶあんぱん、パワーバー、濃縮CCD、VespaPro
レース中食料(実際に食べたもの):TopTen2本、CCD2袋、ウィダーインゼリー
使用機材:GFSC29・・・6月からの変更点。ハンドルをフラットに戻してバーエンド装着。
初の120kmエントリー・・・会場に付くと、林業の関係と台風での崩落の影響でコース変更、短縮とのこと。距離は107kmとなり、高低差も少なく、一部は舗装となった。
120kmのみの設定の激上りがなくなったのは、楽しみにしていた身としては寂しいけど致し方ない。今度の新コースを楽しむだけだ。
コース変更にともない、スタート時間も7時に変更になった。そのお陰でスタート前にはずいぶん余裕があったので、心配していたトイレも問題なし。前夜は寝付けず2時間程度しか眠れなかったけど、それもいつものこと。コンディショニングも含めてベストの状態でスタートをむかえた。
スタート~CP1
スタートはいつもと同じく先導車がついてのパレードスタート。先導車のすぐ後ろでトップ選手と談笑しながら先導車が外れるのを待つ。外れたところで飛び出していく!・・・人たちを見送りながらマイペースで走る(笑)
しばらくは舗装の上り。ガンガン抜かれていく・・・が、ほどなくオフロードが始まると何故かさっき抜いていった人が失速して下がってくる・・・さっきの勢いはなんだったんだ?!
心拍計を意識しながらとにかくマイペースを心がけてCP1を目指す。が、ここでウィダーインゼリーを2つ落としているのに気づいた。うーん、足りるかなぁ。途中、あきさんと合流。いつの間にか前に居たのね。
100kmのCP1地点に通過後、120kmは左に折れ、ここで20kmのループを走りまたCP1に戻ってくることになる。
さて、その20kmのループ、かなり路面もよくキモチイイ!ワイワイ楽しく下っていたら、後輪からプシューっ!あきさん、さようなら~。
2cm ほどのカットパンクだったのでノーチューブは役に立たず、タイヤの裏にフレームに貼っておいたガムテープを貼り、チューブを入れて復帰。しかも、雨も強くなってきた・・・。10分ほどのロス。うーん、120kmの人たちにはあらかた抜かれたなぁ・・・なんて思いながらガンガン下っていくと舗装に出る。舗装ではエアロフォームを取り、アウターをぶん回しながら前を追って、42kmの選手が「危ない!」という真っ暗のトンネルに突入・・・平衡感覚がドンドン失われていく・・・あわてて減速し、ソロソロと通過。ここでやっと数人に追いつき、CP1への上り返しだ。
CP1~CP2
マイペースで上っていくとCP1。特に止まる用もないのでとっとと通過し、CP2を目指す。パラパラと100kmの人を抜きはじめる。せっかくなので、一人一人に「頑張りましょ~」と声をかけてパスしていく。途中、あきさんと再合流。が、湖岸を過ぎたあたりで気配がなくなり振り返ると見えなかった・・・。はぐれる前にちゃっかりカーボショッツを2袋もらっておいた。
CP2への上りで気づいたことは、僕が追いついた100kmの人は朦朧となっているせいか結構大変なところばかりを走っていた。雨でぐずぐずに重くなった轍ばかりを走っている。うーん、そんなところ走ってたら大変だよ~!?と思い、たまにアドバイスをしながらパス。いやー、でも、後ろから抜いていくっていうのは快感だ。まるで自分がトップ選手にでもなったみたい。実際は週に6時間も乗ってないんだけど・・・。
CP2に着いたところでボトルを補給。ここまでTopten1本、ウィダーインゼリー1本、CCD1本のみ。もうちょっと補給しなきゃなぁ~なんて思っていたら、あっという間にあきさんが目の前を通り過ぎる。あんまり離されても・・・と思い早々に出発。
CP2~CP3
ここからは前にちらちらと見えるあきさんを追う。いままで王滝でダンシングなんてしたことなかったけど、ロード練のお陰で、それが出来るようになった。しかも、ある程度ダンシングで速度を上げた方が、シッティングでじわじわ漕ぐよりも楽なことに気づいて、たくさんの人をパスするときはダンシングを多用した。ほどなく、あきさんと合流。そういえば初めて出場した王滝もあきさんとこの辺りを走って、最後は手をつないでゴールしたんだよなぁ~なんて思いながら下りに突入。不思議とあきさんとだと下りのペースが速くなる・・・あっという間にCP3到着。
CP3~ゴール
CP3への上りでも、あきさんとランデブー。とりあえず下りで冷え切った身体を温めるためにゆっくり進む。王滝の脚攣りの原因はこの「冷え」によるところが大きいのだ。途中、 120kmの選手をパスすると後ろにピッタリついてくる。明らかにペースメーカーとして使われているのを感じたので、振り落とすために不意にラインを変えて26インチでは大変な路面に突入したりと、揺さぶりをかける。しかし、千切れたのはあきさんだった(笑)それでもずーっと後ろについてくるので、少しペースを落としてその選手の後ろに回る。ちょうど雨が強くなってあまり音が聞こえなくなったところで、ボトルの水を半分捨てる。そう、気づかれないように・・・。しばらくは、その選手とランデブー。いいペースで上っていくのだけど、下りがどこで始まるかわからないので少しペースを落とすことにした。なぜなら、CP3の下りで抜いた選手だったので、おそらく下りはそんなに速くないだろうと考えたから。
やっとピークに到達し、後は下りのみだ。 120kmの選手はまったく見えない。正直、逃したのは失敗だったかなーと思ったが10個目ぐらいのコーナーを抜けたところで捕捉し抜き去る。しかし、この下り、ヤバイ!直線が長いので滅茶苦茶スピードが出ます。後でデータを見たら60km/h近く出てました・・・。CP2手前で抜かれた選手にも追いつき抜き去る。あー、快感!
ほどなくいつもの100kmのコースへ合流。ここに出るのか~と思った瞬間、ボテっと転ぶ。時速5kmぐらいだったので傷は大したこと無いが転んだ瞬間に両脚が攣った。急いでバイクを起こし、漕ごうとするが両脚は攣ったまま。後ろから同じクラスの選手が来るのはわかっているので、筋肉の悲鳴は無視し攣ったまま強引に漕ぐ。下りでのアドバンテージが大きかったせいか幸い、追いつかれることもなくゴールまでたどり着いた。
タイム・・・はよくわかりませんが7時間20分ぐらい!?速いのか遅いのかもよくわからないけど、出し切った満足感は一杯でした。あきさんと手をつないでゴールできなかったのはちょっと残念でした。
(しもまつ)

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