王滝100km(しもまつ編)

2007-06-06またまたレースの説明は端折ります。
ヒルクライムの疲れを残さないために風呂で交互浴をしてから就寝。
朝起きた時点ではお尻にダメージがあったものの(予想外だった)脚は重くはない。
どうやらうまくいったようだ。

朝食にはくるみ沢旅館名物!?特大圧縮オニギリを1.5個。スタート前に試供品でもらったVESPAを飲んで準備完了。
が、スタート直前になってトイレにいきたくなる・・・しかも大。スタートに間に合わなくてもいいか~、と気軽にトイレにならぶ。スタート10分前になっても列は減らず。そこへレースのスタッフの方が来て、空いているなら女子トイレを使ってもいいということになり、一気に列が縮小。なんとか、スタートラインに立てました。
このとき、身体を冷やさないためにつけていたアームウォーマーを外し忘れる・・・。暑くなったら外せばいいか、と考え直し、そのままスタート。
先導車のいる区間で出来るだけ前に移動する。どういうわけか、今年はスルスルと前に行き、先導車の真後ろまで行ってしまった!カメラマンさんに「記念に一枚!」とお願いして撮ってもらう。まぁ、この写真が公開されるかはかなり怪しいが・・・。
そのまま、松本駿選手と少し話した後に、定位置に向けペースダウン。息を整えたところで先導車が外れる。前半の上りは、身体が動き始めるまでツライ。ここまででゴボウ抜きされる。が、ある程度のところで心拍も落ち着いてきたのでペースを上げる。
ダート区間終了後の最初の舗装路でパワーバーを1本食べる。王滝は数カ所舗装路がある。この区間は補給がし易いので出来るだけ有効活用する。トラブルを避けるためだ。
CP1は目標よりも2時間35分ぐらいで通過。まずまず。
しかし、下りに新しい砂利(というか礫)が敷かれていてタイヤが潜る・・・特に下りはハンドルを取られて危ないったらありゃしない。29インチだから26インチの人に比べれば絶対に楽なんだけど、それでも希に自転車が真横を向こうとする。そういうときは無理矢理車体を引き抜いて戻す・・・トライアルやっててよかったと思う瞬間だ。
さらにタイヤが滑る滑る・・・今回は転がりの軽さでスモールブロックエイト29”を前後に履いている。王滝の路面だと大きなブロックはいらないと思っていたで選択したのだが、ちょっとサイドグリップが足らないなぁ・・・と、この時点では思っていた・・・。
湖畔への下りや平地区間では脚を回して出来るだけ回復しようと努めていたためか、過去の大会ではヘロヘロだったCP2への上りが順調に上れた。某 TKプロを頭の中でイメージして上ると、スルスルと進む!さらに今回は29インチのフルサスならではの上り方を体得!?今までは出来るだけフラットな路面を選んで上っていのだが、大きいタイヤでそれをやる必要がないことを実感出来たので、よほど大きな石が無い限りインベタで行く。小さな石は踏んでも影響が全くと言っていいほどないのだ。というわけでコーナーは出来るだけ最短ラインをキープ。こんな走り方でこの区間で10人ぐらいをパス出来たかな。
CP2は3時間50分ぐらいで通過。CP3へも同じ上り方で順調に進む。が、下りが遅い。色々考えてわかったが、上りで近くを見続けているので、下りで視線を遠くに持って行くまでに時間がかかってしまうのだ。さらにタイヤが滑る・・・。
ここで気づいた。
「あ、空気圧がヒルクライムのままだ」
すっかり忘れてました。面倒なのでそのままで走ることに。
CP3通過が5時間35分ぐらい。
ここからが一番ツライ上りだ。心拍は上がらないし、振動やらなんやらで首、肩が痛い。
さらに途中めまいがする。あ、脱水症状だ。そう、ここまで飲んだのはボトル1本とちょっと。あまりに少ない。
悔いても仕方がないのでトップテンとボトルのCCDを多めに取って回復を待つ。結局、回復はせずに二つの上りをクリアしてゴールへ向けてのダウンヒル。
意識して目線を遠くに送るようにして、なんとか後半は上手くこなしゴール。
タイムは6時間39分51秒。
去年よりも20分短縮です。目標タイムを明確に決めなかった割には速く走れた気がします。これも火曜周回とロード練のお陰かな。機材的には29″フルサスは圧倒的に楽。これもタイムアップの要因でしょう。
さて、結局最後までレッグウォーマーはつけたままでした。下りで脚を冷さなかったお陰で上りが今まで以上うまく上れたという感じがします。というわけで次回もレッグウォーマーはして走ろうかな。
平均心拍:150bpm
(しもまつ)

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